なぜシリーズ 理論

骨は何から、またどのようして作られ、果たして加齢により簡単に骨の変性や変形が生じるのでしょうか?更新2022.4.12

投稿日:

骨は何からまたどのようにして作られ果たして加齢により簡単に骨の変性や変形が生じるでしょうか?復習しましょう。絶対あり得ないことです。

骨は、骨膜と骨基質、骨髄から構成されています。骨膜は骨表面を覆う結合組織で、ここには神経や血管、リンパ管が通っています。骨に関わる細胞には骨を作る骨芽細胞、骨に埋め込まれた骨細胞、骨を溶解し分解する破骨細胞、それに骨芽細胞の前駆細胞として前骨芽細胞があります。骨芽細胞は骨の基質を作る細胞です。骨というと硬いというイメージがありますが、ただ硬いだけでは力がかかったときの強度がありません。力を吸収するしなりが必要で、このため骨芽細胞には、皮膚とまったく同じI型コラーゲンを分泌する機能があります。骨芽細胞は、カルシウム、リン、コラーゲンを材料に基質を形成し、そのうち骨芽細胞は自ら作った基質の中に埋め込まれていきます。自分で掘った穴の中に入り込んで、周囲を骨の基質で囲んでしまうと、それが骨細胞となります。骨細胞となっても長い突起を出して、基質表面にいる骨芽細胞と連携しています。骨基質は皮質骨と海綿骨という2つの組織で構成されています。骨の外壁となるのが皮質骨で、カルシウムやリン、それにコラーゲンを主成分とする硬い組織です。内部から皮質骨を支えるのが海綿骨で、名前の通り海綿のように多孔質の組織です。海綿骨が形成する髄腔には、骨髄細胞があり、ここで血液が作られています。海綿骨内部は、たくさんの“梁”(はり)が張られたような構造をしています。海綿骨を作り上げる梁を骨梁といい、この太さや方向は、かかる力に応じて形成されます。皮質骨は均一な構造ではなく、木の切り株のような同心円状の組織がたくさん集まって構成されています)。これは、建物の壁を一枚の板を曲げて作るのではなく、チューブ状の材料を並べて仕立てるほうが、強度が上がることと同じです。こんなしなやかさと強度を持った骨が老化に伴って変形するような外力を自己免疫疾患を起こす自己免疫がそんな外力を骨にどうしたらかけられるのでしょうか?自己免疫力は重力とは何の関係もないのですよ!!!?

医学書に「~であると言われていますが」と書かれているときはすべて嘘と考えてください。その証拠に診断が間違っていたでしょう。それにもう一つ医学書に書かれている文言で嘘の表現があります。それは「加齢による病気」です。年取ればなる病気は何一つありません。老化は病気ではありませんし、若者と比べて老人に多い病気はがんと生活習慣病以外はありません。「加齢による病気」と言われれば眉に唾をつけて聞いてください。「加齢によるとか」「加齢性」とかの病名が付けばその病気はすべてヘルペス性というべきなのですが世界中の医者は誰一人として言わないのです。

-なぜシリーズ, 理論
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

急性中耳炎や慢性中耳炎の痛みはヘルペスである

 風邪をひいたあとに耳の周辺が痛くなって耳鼻科に行くと、耳鼻科の医者は「中耳炎、中耳炎」と言いまくりますが、彼らはどのようにして中耳炎が起こるかについてや、この炎症の原因についても絶対に一言も説明しま …

no image

胸腺は自己と非自己を区別できるTリンパ球を教育する場所ではなくて、単純にTリンパ球の分化成熟の場所に過ぎない。

感染症が抗生物質とワクチンで征服されて、今ときめいている病気は膠原病と癌であります。膠原病は別名、自己免疫疾患と呼ばれていますが、以上に自己免疫疾患は存在しないと論証したのですが、現在の常識では膠原病 …

no image

M1型とM2型のマクロファージについて 2018.10.19更新

さてそれでは、常在細菌の中の悪玉菌である大腸菌(有毒株)やウェルシュ菌(Clostridium perfringens)やクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)以 …

no image

人間の最高の免疫であると称されている高等免疫である適応免疫にも誰にも気づかれていない弱点が一つだけあります。それがヘルペスウイルスの8種類の仲間です。更新2025.5.20

人間の最高の免疫であると称されている高等免疫である適応免疫にも誰も気づいていない弱点が一つだけあります。この世に進化してきた適応免疫が敗北宣言をせざる唯一の病原体がいます。それがherpesウイルスの …

no image

免疫を抑えてはいけない理由、それは病気を作るからである

~ほとんど全ての薬は免疫を抑える薬であるから使ってはいけないのです~  まず、免疫とは何かについて述べましょう。この世に5大栄養素と水と酸素だけが存在し、他の異物がなければ、免疫の働きは生まれなかった …