研究報告17例目
完治された病名①リウマチ性多発筋痛症
患者:64歳、男性
前回の研究報告Part9の続きとなります。前回の分のリンクも掲載させて頂きますので、難しいですがついて来て下さい。
「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part9-①(コメントあり)」
「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part9-②(コメントあり)」
「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part9-③(コメントあり)」
第5期 2012年1月1日~2月22日
(第4期までの症例報告と研究は既に書き終わっています。詳細極まりのない完治への道のりの最終局面も近づきつつありますが、さらにリウマチ性多発筋痛症を治す為に、彼がいかに努力されたかすでに書き終わった症例報告にビビッドに私は書きました。彼の病気を治す責任を持つべき医者として私の仕事はただ一つ、彼の免疫をどのようにして元に戻すかを指導するだけであります。免疫と化学物質とヘルペスとの戦いの激しさは当院に来られるまでに自分のストレスとどれだけの免疫を医者に抑制されてきたかに大きな個人差があります。自分自身のストレスを耐えるために、どれだけ自分で副腎皮質ホルモンを出し続けたかの度合いと、100%間違った世界中で行われている免疫殺しの治療の期間と、免疫抑制のために用いられた薬の量に比例して、戦いの激しさが決まってきます。どれぐらい苦しまれるかは、実際に私の治療をやって初めて分かることです。結論から言うと、化学物質をIgGで戦う無駄な殺しの膠原病(自己免疫疾患)よりも、ヘルペスとの戦いのほうがはるかに厳しいのです。現代文明に見られる最後の2つの敵は、文明が作り出した化学物質とヘルペスだけでありますが、化学物質とは自然後天的免疫寛容によって共存できますが、ヘルペスは死ぬまで人体の感覚神経・運動神経・自律神経が持っているすべての神経節に隠れて、常に宿主の免疫が低下するチャンスをうかがい、隙あれば必ず複製・増殖を繰り返し子孫である感染力を持ったヘルペスウイルスビリオンをできるだけ増やすために人の細胞の機構を最大限利用しつくします。ところが宿主の免疫が正常になるたびごとに、免疫の好中球やキラー細胞やNK細胞や大食細胞などが殺せるだけ殺すのですがヘルパスは素早く細胞の核の中に入って裸の遺伝子を環状にして潜伏感染と言われる姿で隠れてしまい人体の免疫から姿をくらますのです。再び免疫が下がれば増え、上がれば隠れるを、宿主が死ぬまで繰り返すのですが医学者の誰も口にしないのです。現代の原因不明とされているあらゆる神経変性疾患を始めとするあらゆる神経に関する病気はヘルペスが原因であるのですが、その原因を増やしたのは薬屋と医者ですから原因不明な病気にされてしまうのです。(ヘルペスに関してはここを見てください。)
1 療養内容
- 薬:
食後服用の漢方薬(100cc)が追加された。(この漢方は皮膚の免疫を上げるアトピー用の漢方煎じ薬です。)
ベルクスロン錠を隔週服用に減少。(7日間服用し,次の7日間は休む)
- 鍼灸院での鍼灸を週2回を1回にする。
- ~(8)は従来通り継続。
(9)月初めに「水マグ」を飲んで、宿便を排出。
(10)朝食は300~400ccの水をゆっくり飲んでから、野菜、果物をとる。昼食と夕食は通常食(玄米ベース)昼間は時々、濃度1パーセントのクエン酸水を飲む。
(11)健康下駄(台湾で購入。前歯が高く、後方へ傾斜している)の上に立って身体を伸ばす。
(12)フロアーに仰向けになり、腕の上げ下ろし、肩回し、手のひらのグーパー、足の上げ下ろしの運動量を増やした。
彼のリウマチ性多発筋痛症を自分で治そうとする意気込みが、鬼気迫る勢いで伝わってきます。全ての病気は免疫の遺伝子で治す事ができます。何故ならば病気を治すために免疫の進化が起こったからです。実は現代文明に見られる病気の原因はたった2つしかないのです。100万回述べていますように、化学物質とヘルペスウイルスしかないのです。皮肉を付け加えさせてもらえば、3つ目の文明病があるのです。それが医者と医薬品なのです。なぜならば命を守るための免疫の遺伝子を懲らしめ、殺そうとしているからです。ここでどうして医者と医薬品が病気を作り出しているかを詳しく説明しましょう。
まず改めて病気の定義を復習しましょう。人体が行き続けるためには5大栄養素と水と酸素の合計7つの物質が必要です。この必要な必須生命素だけが摂取され、それ以外の異物が人体に入らない限りは絶対に病気は起こらないのです。この7つの物質を、今後私は「7大必須生命素」と名づけたいとのです。ところが、生命が始まって以来、この7大必須生命素と共に、人体外に生存している細菌、ウイルス、寄生虫、カビが混入し、これを人体の免疫が処理しようとして人類に病気を起こし続け、病原性の強いペスト菌や天然痘や結核菌などが人類を殺してきました。ところが文明が進むにつれて、現代では人類の命を奪うほとんど全ての病原菌に対してワクチンができ、抗生物質(近頃は抗菌剤と呼ぶようになりました。)が作られたうえに、このような病原菌が人体に侵入しないような衛生保持体制が確立しきりました。従って人命を奪うような病気を起こす侵入者は100%なくなったと言ってもよいのです。死ぬ病気がなくなったので世界中の文明国家は寿命が延びたのです。それでは最後に残された病気の原因はなんでしょう?それが近代化学が作った化学物質であり、永遠にどうやっても殺しきれないヘルペスウイルスであり、医者と医薬品なのです。それでは癌は病気ではないのでしょうか?
皆さん、医者たちは、癌は一番怖い病気だと言いまくっていますが、実は癌は病気ではないのです。癌の原因は、人間が生まれたときに全ての人に分け与えられている遺伝子なのです。実はこの遺伝子は生命を維持するために60兆の細胞の増殖分化には絶対に必要な遺伝子なのです。それが何と逆説的ではありますが、癌遺伝子の元になる原癌遺伝子そのものなのです。
生命が存続するために絶対に必要な増殖や分化の機能を持った遺伝子が、死と結びつく癌の元である癌原遺伝子を同じものであるのを、皆さん不思議に思いませんか?ローマ時代の寿命は18歳といわれています。江戸時代までは40歳が寿命だといわれています。現代は80歳を超えています。つまり昔の人は癌になる前に病原菌の戦いに敗れて死んでいったのですが、病気で死なない現代の先進国で最も多い死亡原因は癌であります。これは一体何を意味するのでしょうか?人間の心や頭では死にたくないと思っても、生命を支える細胞の遺伝子は、人間の意志にかかわらず『お前の仕事は終わったから、死になさい。』と告げているのです。『お前が死にたくなくても、私が肉体の自殺をやってあげますよ。』と伝えているのです。この意味について説明しましょう。
私は以前からこの世に絶対不滅の無誤謬の永遠に続くものこそ神であり、この神には2種類あると言ってきました。1つは時間です。未だかつて時間の本質を解き明かした人はいません。2つめは遺伝子です。遺伝子も見かけは1代限りのように見えますが、実は永遠不滅なのです。自分の遺伝子を子供に伝えることによって永遠性が保証されているのです。ところが遺伝子は時間とは違って物質ですから、物質は永遠に続くものではありません。時間という永遠に続く流れの中で物質は必ず変化を受けざるを得ません。この変化は物質が時間の中で必ず朽ち果てる運命を背負っています。
皆さん、この世に生命はもとより、あらゆる物質の中に永遠に続くものはありますか?地球だっていずれ滅びる可能性があります。いや、人間が引き起こした温暖化現象は人間が生きつづける限り無限の貪欲が続くので気温が上がり続けるので地球に必ず人間が住めなくなります。無生物のみならず生命も、全て生命や物質の素材である元素に戻っていきます。生命は万物の素材である元素にならないように、生まれれば成長し成熟し、成熟を超えれば老化へと進み、最後は死を迎えます。最後のこの死でひとつの生命が終わりになってしまえば、生命は生まれる意味がなかったことになります。だって一代限りの生命は無きに等しいからです。生命が子供に継がれない限りは地球は無生物の世界に留まらざるを得なかったのです。この宇宙に他の生命があるかどうかを人類は血眼になって探し続けています。おそらく地球に生命が生まれたのと同じ可能性を持つ確率は何兆分の一でしょうから、おそらく地球以外には生命は発生してはいないだろうと思います。
皆さん、なぜ生命が生まれたか考えてみたことはありますか?この答えは古来から難問中の難問でした。答えに窮した人間は自分たちの生命を創造した神を作り上げました。しかしながら、現代人で物の道理を分かった人は誰も神が人間を作ったとは考えていません。ましてや遺伝子学を勉強したならば、生命の誕生に神が関与する余地は何一つないからだと分かっているからです。それでは無限の果てしない広がりを持つ生命を含む宇宙を誰が作ったのかという難問が出てきます。それこそ永遠の謎でしょう。
いずれにしろ私たち人間が神を想定するのも私たちが生命体であり、考える力を持っているからです。その生命が作られたのは、やはり何兆分の1の偶然であると考えるしかありません。それでは生命と無生物の違いは何なのでしょうか?辞書的には生命は一般に栄養、代謝、感覚、運動、成長、増殖、生殖などが可能な物体とされていますが、私は一番大事な点は増殖だと思います。先ほど述べたように、増殖と生殖がなければ一代で終わるからです。生命現象の本質は増殖と生殖がなければ意味がなくなります。生命が無生物にならないためには、必ず死から逃れる方法を考えざるを得ないのです。それが生殖なのです。
それでは生殖とは何でしょうか?遺伝子を子供に伝えることです。遺伝子を子供に伝えることができるようになれば、死は当然のことなのです。永遠に続く生命体がない限りは死を避けることはできないのです。従って生命を形作っている細胞の死が癌なのです。生まれたときに死を予想し、それを遂行することは同種の生命を続けるためには避けることができないのです。従って新たなる鮮度の高い遺伝子を伝えるために生殖を行い、それが終われば私たちは生まれたときに癌で死ぬようにプログラムされているのです。
それでは遺伝子とは何でしょうか?偶然にもこの遺伝子を作る可能性が地球で生じたという事でこの話は終わりましょう。
続きは「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part10-②(コメントあり)」へと続きます!是非是非読んで下さい!!