研究報告14例目
完治させた病気①リウマチ性多発筋痛症②腰痛症③肩こり④円形性脱毛症
上記の病気はすべてヘルペスによるものです。
患者:64歳、女性
2014年5月末の朝、これまでに経験したことのない痛みで目が覚めました。首から肩、上腕、太股、膝の裏と両側がこわばっていて、起き上がれなくなっていたのです。そして、やっとの思いで起き上がっても、着替えがスムーズにできませんでした。階段の昇り降りも正座も困難になり、椅子に座る時も臀部が痛く、「一体、自分の体に何が起きたのか?」と思われました。
同年6月、最寄りの整形外科に行き、首のMRI検査を受けると、5~7番目の軟骨が少し飛び出ているため、首、肩、上腕にこわばりや痛みが起きていると診断されました。また、昨年の腰痛が充分に治癒していないため、太股、膝に影響しているとも言われました。そして、鎮痛剤のセレコックスを処方され、運動療法の指導を受けました。その後、痛みは多少軽くなり、何とか家事等を含めて日常生活を送れる状態になりました。
整形外科と併行して、10年来、高脂血症の治療で通っていた内科医院に症状を話し、血液検査を受けてみました。結果はCKが100で、高脂血症の治療剤の副作用は出ていないとのことでした。また多発性筋炎のマーカー検査もされましたが、結果は陰性でした。
7月、整形外科より指導された運動療法を続けていましたが、効果はなく、むしろ肩を上げるのがとても辛い状態になっていました。肩こりや腰痛の治療で世話になっていた整体院に3、4日おきに3回通ってみましたが、かえって痛みがひどくなり、全く効果がありませんでした。患者さんは年齢という事を考慮しても心当たりのない症状と整形外科のいう事が正しければ治療が全く効かないのはおかしいと思われました。
8月、近くの大学病院より整形外科に応援に来られている医師に、疑問点を話すと、「リウマチ性多発筋痛症の疑いがある」と言われ、大学病院を紹介されました。
大学病院を受診し、血液検査を受けると結果は、CRP:1.83、 赤沈: 78、以下の抗CCP抗体(リウマチ)、抗ds-DNA抗体(全身性エリテマトーデス)、抗SM抗体( 上に同じ )、抗RNP抗体(混合性結合組織病)、抗SS-A抗体(シェーグレン)の5項目は、全て基準値内でした。このような検査はすべて無駄です。何故ならばまず自己免疫疾患は初めから存在しない病気であるので自己抗体の検査は100%無駄です。
以上の結果により、「ステロイドを服用してみて効果があれば、リウマチ性多発筋痛症であると証明される」とのことでした。ステロイドは本来診断のために使われるものではありません。ただし例外があります。それは病気の原因がヘルペスであればヘルペスが原因の病気であると診断ができます。ところが世界中の医者は痛みが無くなればリウマチ性多発筋痛症という自己免疫疾患と診断するのですが、実は上のリウマチにしろ全身性エリテマトーデスにしろ混合性結合組織病にしろシェーグレンにしろ否定された病名はすべて自己免疫疾患ですからステロイドがバリバリ著効を示すのです。自己免疫疾患という病気は自己に対する自己抗体が作られるからという論拠があり、その抗体がそれぞれリウマチには抗CCP抗体、全身性エリテマトーデスには抗ds-DNA抗体と抗SM抗体があり、さらに混合性結合組織病には抗RNP抗体、シェーグレンには抗SS-A抗体という自己抗体があるので病名が決まりますのですがこの病名の決め方には決定的な大誤りがあります。この抗体はIgM抗体ですから正常な人を含めてすべての人が作っているのです。なぜかを詳しく説明しましょう。
リウマチを診断する自己抗体として最近、リウマチ因子(RF)の代わりにCCP抗体が用いられるようになりました。この違いは何でしょうか?自己免疫疾患はないという真実を知っているのは世界でたった一人私だけであるようにこれからの説明も私だけしかできないので当然難しいのです。つまり免疫学を完全に理解した上に一人で10万人以上の患者さんを診察し、すべての自己免疫疾患を治した臨床経験を持つ医者しか書けない真実なのです。
結論から書くとリウマチ因子(RF)もCCP抗体も偽のリウマチの診断の自己抗体であり偽の病気である自己免疫疾患が存在することを証明するために用いられたIgM抗体であるのです。このようなIgM抗体は存在するのですがこのIgM抗体は存在するのですが自分の成分を攻撃する自己免疫抗体ではないということです。サー、これから以上の結論の根拠を説明していきましょう。
まずリウマチ因子は英語でrheumatoid factor略してRFでリウマトイド因子とも呼ばれ、自分が作った免疫グロブリンのIgGのFcに対する自己抗体であります。Fcについては後で詳しく説明します。とにかくこのFcも自分の成分です。他の免疫グロブリン同様、本来はRFにもIgM以外のクラススイッチして作られるIgMの免疫グロブリンであるIgG・IgA・IgEの類のクラスが存在しますが、RFという抗体は特殊なIgM抗体なのでクラススイッチができないので実際はRFという検査ではIgMとしてしか出せないのです。しかもIgGの血中半減期は3週間ですがどんなIgMの血中半減期はたった一日しかないのです。因みにこんな短い寿命しかないIgMがまとまな死ぬまで治らない自己免疫疾患を作れると思いますか?アッハハ!さらに付け加えるとIgAは二個のIgAのFc領域が結びつくので絶対に自分の成分をFab領域で抗原と認識しても炎症は起こせないのです。さらにIgE抗体ですから自己免疫疾患はアレルギー疾患ではありませんからこの二つの抗体は全く自己免疫疾患には関りはないのです。となれば自己抗体はIgMかIgGしかないのです。ところが血液検査の自己抗体はすべてIgMですからこのIgM自己抗体はすべての人が作っているものですからインチキ自己抗体と言う話に移ることになります。
さてここからはまずFcの話から始まります。すべてのクラスの抗体はYの形をしており上半分の二本の両手は抗原が結合する領域ですから「抗原結合領域」と言い英語でFabと書き下半分の一本足を「定常領域」と言い英語でFcと書きます。 抗体を作るのはBリンパ球であり莫大な量のBリンパ球は毎日毎日骨髄で作られています。これらのBリンパ球は「定常領域」である「Fc」はすべて同じなのですが「抗原結合領域」の「」は異なるのです。というのはFabが同じであれば異なった抗原を認識することができません。従って「抗原結合領域」の「Fab」はつまりIgMクラスのFab抗体はこの世の自分の成分であろうが異物の成分であろうが何百万種類のすべての種類の有機物質をBリンパ球の膜抗体(Bリンパ球の膜レセプター)は認識できるように骨髄で作られ、自分の成分もFabで単なる有機物質の一つと認識されるのです。更に有機成分を認識した膜に結合していた膜抗体のIgMは刺激され分泌抗体としてB細胞の膜から離れての分泌抗体のIgMになるのですがせいぜい長くても1~2週間で消えてしまうのです。何故ならば自分自身の成分であるDNAや核をマクロファージや樹状細胞は危険な敵だと認識できないので自分の成分からは危険信号が入ってこないのでB細胞は抗体をクラススイッチさせてIgG抗体を作ることができないのです。しかも自然免疫でもB細胞やマクロファージや樹状細胞のToll-like receptor(TLR)は自分の成分は敵として認識できないので抗体をクラススイッチして本当の抗体であるIgG抗体は作れないのです。DNAや核や自分の一部の様々なIgM抗体は抗大量の多少はあっても知らないうちにすでに作られているのでそれがRFと言われる自分のIgGのFcに対するIgM抗体はすでにできているひとつなのです。
CCP抗体とは何でしょうか?環状シトルリン化ペプチド(cyclic citrullinated peptide: CCP)に対する抗体は人体の上皮細胞に存在するフィラグリンのシトルリン残基を認識する抗体です。CCP抗体は関節リウマチの患者さんに多く見られるのでリウマチに特異性の高い抗体であるといわれ、関節リウマチの診断だけでなく、診断確定前に関節リウマチの発症を予測することもできますとなっていますがすべて意味のない話です。何故ならば自己免疫疾患などという病気はそもそも存在しませんからね。世界中で自己免疫疾患を完治させた医者がどこにいると思いますか?ここにいます。わたしだけです。松本仁幸という狂った医者です。何故ならば医学を何も知らない患者が一番の最高の医者であると言い切っているからです。あっはっは!!!!
だからこそ病気であるかないかの基準を決めて基準値より高ければ自己免疫疾患の中のある特定の病気と診断され低い人は同じ症状があっても原因不明の病気となるのです。基準値が絶対的な値ではないということが理解できましたか?基準値よりも逆に何十倍高くても元気バリバリの健康100%の人も数えきれないほどいるのにもかかわらず病気を作り続けることによって快楽を増やしているのが全世界の医薬業界です。
患者さんは、ステロイドは出来るだけ避けたいという意向を伝え、感染症、ガン、膠原病を視野に入れて、いくつかの検査を受けることになり、原因がわかるまでの間は、鎮痛剤セレコックスを引き続き服用していくことになりました。
そして私の患者さんはインターネットでリウマチ性多発筋痛症について調べているうちに、松本漢方クリニックのホームページにたどり着きました。私の理論は難しく、完全には理解できませんでしたが、ステロイドは使用せず抗ヘルペス剤と自分の免疫で治していくという治療法に惹かれ、私の所で治療を受けたいと思いました。しかし、当時、御主人は仕事で多忙を極めていて、土日・祭日もない状態で、さらに患者さん身体介助、煎じ薬や漢方薬湯の管理、それに家事、犬の世話で、ご主人が過労で倒れてしまうと思い、今は時期的に断念せざるをえないとあきらめてすぐに来院することはありませんでした。
大学病院にて検査が始まりました。
大腸ガン検査・・・・・・異常なし(胃がん検査は半年前に受け、異常なし)
胸部レントゲン・・・・・異常なし
胸部CT・・・・・・・・異常なし(9月に実施)
3D-CT検査・・・・・異常なし(10月に実施)。大動脈炎症群の疑いで造影剤を使用して検査されましたが、主要血管の狭窄なし、肺野に病変なし、腹部臓器に異常なし、リンパ節腫大なし
心電図・・・・・・・・・異常なし(12月に実施)
心エコー・・・・・・・・異常なし
両肩、両膝レントゲン・・異常なし。加齢に伴う変化あるも、CRP、赤沈亢進の原因とはいえないという診断
脳MRI・・・・・・・・・異常なし
あらゆる検査をついでにされたようですが結果的にはすべて無駄な検査ばかりでした。ヘルペスが現代の病気のすべての原因であるという認識がない限りあらゆる検査はすべて無駄です。
夜間は肩、上腕部の疼痛が辛くなり血圧が上昇しました。また、円形脱毛症を発症(これで4回目になります)し、皮膚科にも通うことになりました。抗核抗体の値が640に上昇しました。ストレスによる脱毛です。
整形外科にて、両肩に痛め止めの注射をされましたが、効果はありませんでした。ステロイドではなかったので効果はなかったのです。鎮痛剤をセレコックスからボルタレンに切り替えた後、口内炎を発症したため、またセレコックスに戻してもらいました。
2015年1月、肩、手首、膝、足首のエコー検査をしたところ、炎症により肩や膝に水が溜まっているとのことでした。これまでの検査を総合して、リウマチ性多発筋痛症以外に考えられないとの診断を受け、ステロイド剤プレドニゾロンを服用する事となりました。以下にプレドニゾロン剤とCRPの値を表にして記しておきます。
7月、ステロイドの服用後、ほとんどの部位の痛みが軽減し、家事も楽にこなせて、夜もぐっすり眠れるようになりました。また、膝を曲げようとした時、パンパンに張った風船を無理やり折り曲げるような抵抗があったのに、嘘のように正座ができるようになりました。
しかし、薬を増量すると炎症が治まりましたが、減量すると炎症が強くなり、強い薬に切り替わる。そして、それによって、しばらくは収まるが、3週間位すると、また、じわっと痛みが出てきました。現代の薬はすべて症状を一時的にとるだけです。免疫を上げる薬は漢方しかありません。免疫を上げる薬は永遠に薬屋は作れません。生きた遺伝子しか作れません。だから漢方煎じ薬しかないのです。エキスは成分が薄すぎます。
大学病院の先生からは、「この病気は治癒することはなく、一生、薬と上手に付き合っていくしかない」と聞かされていましたが、このままではどんどん薬が増量され、副作用とともに、体がボロボロになってしまうのではないかと患者さんはとても不安になりました。
また、副作用のせいか、病気のせいか、この夏初めて顔色が赤黒くなってしまいました。そして、最も悩まされていたのが頭部の発汗異常でした。この状態が続くのは、耐えられないので、「やはり、松本漢方クリニックに行こう!」と決断されました。頭部の発汗異常も交感神経に感染したherpesが原因です。
こちらに続きの「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part7-②(コメントあり)」がありますので難しいと思いますが是非是非読んで下さい!!