研究報告11例目
完治させた病名①メニエール病②リウマチ性多発筋痛症③アトピー性皮膚炎④慢性頭痛⑤主婦湿疹⑥目の慢性のかすみ
患者:48歳、女性
患者さんが松本漢方クリニックに受診されたきっかけはやはりインターネットでした。2年程前、繰り返し起こっていたメニエール病の症状や耳鼻科の治療に対して疑問を感じてネットを検索したところ、『メニエール病は完治する』という、松本漢方クリニックのホームページにたどり着かれました。むさぼるように読まれ、未だ明かされていないメニエールは治るという真実を目にされました。その膨大な理論と患者さんの治った証拠である手記は素人には難しかったのですが内容は理解されました。
10年程前から、頭痛、そして体の節々、関節、脇、脇腹などにリウマチ性多発筋痛症のズキズキした痛みが出ることに気づきました。
ある病気で続けていたステロイド薬を止めてから、手の湿疹が徐々に広がり始め、体の痛みもひどくなりました。以前から主婦湿疹と診断され、何年もステロイド剤を使っていたので、ステロイド剤の怖さを知っていたので今回は使いませんでした。体の痛みに関しては、整形外科でいろいろ検査しましたが原因不明でした。
偶然にも近所の幾人かの友人が松本漢方クリニックで体の痛みの症状で治療されており、「ヘルペスの痛みであちらこちらに症状が出る」と聞き、今回、帯状疱疹にならずヘルペスの痛みとして体の方々に症状が出ることを知り、松本漢方クリニック受診となりました。
症状からヘルペス性多発筋痛症とアトピー性皮膚炎と診断して、鍼とお灸で免疫力を上げる治療と抗ヘルペス剤のアシクロビルと本格的な漢方煎じ薬の服用が始まりました。
抗ヘルペス薬は飲むと目のぼんやり感が一気に取れ、すっきりされました。一週間後、血液検査の結果の説明ではCRPは正常、アレルギーのIgEの値は1221で高値でした。ヘルペスウィルスの抗体価VZVは29.2で陽性でした。水痘帯状疱疹ヘルペスウィルス(VZV)の抗体価は高かったので私は「以前、ステロイド以外に免疫を抑えるようなストレスはあったか?」と聞くと、大きなストレスを受けたことを思い出されました。
約1ヶ月半後、再度血液検査を行いアトピー性皮膚炎の重症度がわかるTARCは573と高値でした。以前から頭痛で鎮痛剤を常用していたので、その間に増えたヘルペスウィルスと高まってきた免疫力との闘いが始まり、頭にキーンとした痛みが増し、頭全体に広がっていき、吐き気をともない、目の奥も痛みました。頭痛の漢方に変えヘルペスの薬を1日10錠飲みなさいと指示しました。1ヶ月殆ど寝て過ごしました。頭痛は酷さを増す一方で、煎じ薬は本当に苦く、飲むのが苦痛でしたが、治す為に頑張って煎じて飲みました。そして松本漢方クリニックで治療を始めて5ヶ月、液検査を受けると、IgEは926、TARCは252と、かなり下がってきていました。結果が示す通り、症状も落ち着き、ようやく自身のライフワークであるボランティア活動に、参加できるようになりました。6ヶ月目に入ってからは、運動もし始めてのですがやり過ぎてしまい、39度の熱が出て筋肉痛、頭痛に耐える日々を過ごしました。ですが常に喜びを持ち、自分に出来る事を行うようにしました。『喜びに満ちた心は、治療薬として良く効く』という言葉が聖書にあるからです。7ヶ月目の少し無理をしたある日、めまいがして気分が悪くなり今度は、メニエールの症状が出てきたのでめまいや耳鳴りを改善する煎じ薬に変えると症状は良くなっていきました。
9ヶ月目は、無理をして風邪を引き漢方の風邪薬で、よくなりました。
10ヶ月目、血液検査の結果はIgE571、TARC247でした。手の湿疹は、以前に比べるとかなり良くなっていましたが、まだ痒みは取れなくて皮膚に感染したヘルペスとの戦いの症状であるジュクジュクした時がありました。以前からあったひび割れもよくなりました。
しかし、今度もherpesが原因である胃腸の不調が出てきました。免疫を落とすとヘルペスはあらゆる細胞に感染します。そして慢性胃炎などの症状を取る漢方薬とヘルペス剤をすると、徐々に改善しました。ウィルスと闘うための強い体を作るためにたんぱく質を摂ったり、運動を定期的に行ったり、免疫力を高める生活を心がけて最後は完治しました。
研究報告12例目
完治させた病気①リウマチ性多発筋痛症
患者:51歳、女性
患者さんが初めて松本漢方クリニックを訪れたのは今年の1月でした。患者さんの病気はリウマチ性多発筋痛症です。何年も前から症状はありましたが病院に行っても検査ばかりで治療と言えば対症療法ばかりで治すことができないので病院に行かずここ1年位は仕事に行くのも大変なくらいひどかったのですが鍼灸院に行ってなんとかしのいでいました。母親も同じ病気を患い大学病院でステロイド薬をもらって飲んでいます。患者さんは昔から病院が嫌いで特にステロイドはなるべく飲まないようにしてきました。薬を飲んだからといって症状を抑えることはできても病気は治らないことは母親の同じ病気の治療を目の当たりに見ていたのですが自分の症状がひどくなるばかりでなんとか病気を治す方法はないかとネットで調べていて松本漢方クリニックを知りました。そして松本先生の言われる病気は医者が治すのではなく自分の免疫力が治すのだという言葉を目にした時コレだと思って遠い大阪まで来院されました。
漢方薬を処方しました。最初の2ヵ月は何の変化も無かったのですが3ヵ月を過ぎた頃から体の痛みが減りました。医者嫌いでかつ薬嫌いであったのでリバウンドは殆んど見られず完治した珍しい患者さんでした。免疫を抑える薬はすべからず病気つくりの薬です。日本人は本当に薬が大好きです。一時的には飲めば楽にはなりますが絶対に病気は治らないのに。病気は自分の免疫でしか治せないことをどの医者も無知な患者さんには教えないからです。残念です。