メニエール病 症例報告 組織の分類法 自己免疫疾患はない

メニエール病(めまい・耳鳴り・難聴)完治の研究報告Part8(コメントあり)更新2022.3.8

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前回の「メニエール病(めまい・耳鳴り・難聴)完治の研究報告Part7(コメントあり)」の続きの研究報告です。やっと半分まで行きましたが、大変だと思いますが頑張ってついて来てください!!

脊髄神経根の最もよく見られる病気であるの椎間板ヘルニアの真実を明らかにしましょう。

椎間板とは何でしょうか?椎間板(ついかんばん)は椎間円板(ついかんえんばん)とも呼ばれるのですが、椎骨と呼ばれる脊柱を構成している一つ一つの骨の間に存在する円形の線維軟骨です。線維軟骨の部分はドーナツ状に存在しており、中心の髄核はゼリー状である。ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む線維輪から成っており、椎骨にかかる衝撃を吸収する目的があります。また、椎骨の微妙な動きを可能にする軟骨関節を形成し、靭帯とともに脊椎を保持する役割を持つ。

椎間板(intervertebral disc)

椎間板は、上図のぶるーの内側にあるゼラチン状の髄核と、それを囲むコラーゲンを含む線維輪から成る。この線維輪は、層状に重なる構造になっており、強力な環状の繊維が均等に圧力を分散する。椎間板は日々の身体活動の衝撃を吸収し、ショックアブソーバーとしての役割を果たす。椎間板が事故などによる外部からの圧力によって前方または背面に移動し本来の位置から逸脱したり、または事故により周りの繊維輪から中心の髄核が飛び出し、 椎間板の近くに位置する神経に圧力をかけるから、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアとなる、と言われていますがこれも嘘です。何故ならば椎間板は無理な外部からの圧力によって神経根が脊髄から末梢に出ていくのは左右方向ですから椎間板は左右方向には絶対移動できないようになっているので脊髄末梢神経を圧迫するはずがないからです。もう一度繰り返しますが脊髄神経根が脊柱から脊髄末梢神経として椎間板の左右方向しか出られないので前後にしか椎間板が移動できないようになっているので椎間板の左右からからしか出ていけない神経根の上から椎間板によって圧迫されることは絶対にないのです。

脊椎には椎間板の数はいくつあるでしょうか?

各々の頚椎の間に6つ、各々の胸椎の間に12、各々の腰椎の間に5、あわせて23の椎間板がある。

繰り返しますが

椎間板(ついかんばん)、または椎間円板(ついかんえんばん)は、椎骨と呼ばれる脊柱を構成している一つ一つの骨の間に存在する円形の線維軟骨ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む線維輪から成っており、椎骨にかかる衝撃を吸収する。また、椎骨の微妙な動きを可能にする軟骨関節を形成し、靭帯とともに脊椎を保持する役割を持つ。靭帯(じんたい英: ligament)は、骨同士を繋ぐ強靭な結合組織の短い束である。

2つの腰椎とその周辺の靱帯の正中矢状面(左側中央が椎間板)
上から見た肋横突の関節(中央上部が椎間板)

椎間板は、内側にある髄核と、それを囲む線維輪から成る。この線維輪は、層状に重なる構造になっており、強力な環状の繊維が均等に圧力を分散する。椎間板は日々の身体活動の衝撃を吸収し、ショックアブソーバーとしての役割を果たす。線維軟骨の部分はドーナツ状に存在しており、中心の髄核はゼリー状である。重い荷物を無理して持ち上げて椎間板に強い圧力がかかり前方または背面に移動し本来の位置から逸脱すると、椎間板の近くのすでにherpesが感染している神経にストレスがかかったりするとこれが、坐骨神経痛椎間板ヘルニアになりやすくなる。椎間板と神経根が脊髄を出ていく高さは同じなので従って椎間板ヘルニアに痛みが伴うのはヘルペスが潜伏感染しやすく従ってストレスがかかると後根の神経根の様々な神経細胞に簡単にherpesが感染しゃすいためです。私は何も椎間板ヘルニアという現象が存在しないと言っているのではなく椎間板ヘルニアによって痛みは出ないことを証明しようとしているだけです。

椎間板ヘルニアなどによる「神経の圧迫」によっては痛みは出ないにもかかわらず老人の皆さんは圧迫感ではなく痛みで整形外科を受診すると椎間板ヘルニアや変形性関節症や脊椎管狭窄症と診断され余計な手術をされる羽目になるのです。

腰痛や首痛などで病院に掛かった際に、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった診断を受け、実際に神経が圧迫されている画像を見せられて「ここが神経を圧迫しているので痛みが起きています」と説明されることが多いのですがこういった画像診断上の異常は、痛みやしびれの原因でないことがほとんどです。それは「神経の圧迫で痛みが起こる」という考えが如何に生理学的矛盾を抱えているかをさらに説明しましょう。

通常、神経の圧迫・絞扼によって生じる現象は、運動麻痺や感覚麻痺と言った「麻痺」であって痛みではないのです。麻痺には力が入らなくなる運動麻痺と、感じがにぶくなる感覚麻痺の2つがあり、大脳、脊髄、末梢神経、筋肉のどこがそこなわれても運動麻痺は起こります。これらの「運動麻痺」や「感覚麻痺」は、神経の圧迫によって脳からの「動かせ」という信号が、効果器である筋肉に伝わらなくなるために生じる現象です。痛みで感覚麻痺はおこりません。感覚麻痺は痛みが当然出るべきなのに脳にその痛みが伝達される経路に障害があるときに起こります。

一方、「痛みが生じる」という現象は「麻痺」とは全く反対に刺激を受信して、この刺激が神経を介して脳に伝わる現象です。こういった痛みを侵害受容性疼痛と言います。

「ヘルニアや脊柱間狭窄の症状は痛みですが神経が圧迫されることで痛みが生じる」という説明は、本来「圧迫感を感ずる」か又は「圧迫によって運動麻痺や感覚麻痺」を呈するはずの病気なのに「神経の圧迫」に対して、まるで関わりのない神経の侵害受容器が受信した「痛み」が脳に達するという屁理屈がまかり通っているのです。生理学的に考えて全くもって摩訶不思議な病気です。

痛みと麻痺は生理学的にも全く異なった病態である。麻痺が生じるのは運動ニューロンに筋力低下などの機能障害が起きるときに見られますが、痛みは見られません。

感覚受容器は身体組織における物理的・化学的・熱刺激を電気信号に変換する器官で、その伝達は脱分極と再分極に依存する。圧刺激は電気信号に変換される物理的・化学的・熱刺激とは関わりがないのです。しかも麻痺は実験によっても証明されているように痛みと違っては電気的な分極活動が起らない。この全く異なった生理学的変化が、同じ病態に共存するはずはない。もしも麻痺と痛みが共存しているというのであれば、違う病態が混在した状態と言わざるを得ないだろう。混在した病態の原因が脊椎の関節の神経に感染したヘルペスウイルスなのです。従って腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に見られる痛みは狭窄によるものではなく神経に感染したヘルペスウイルスによる侵害受容性疼痛なのです。ヘルニアや脊柱狭窄の症状の痛みはヘルニアや脊椎間狭窄による圧迫をきっかけにヘルペスの炎症を痛みとして感じているだけです。

腰椎椎間板ヘルニアや椎間板ヘルニアがどのような病気であるかをもう一度説明しましょう。

腰椎椎間板ヘルニアは椎間板ヘルニア(spinal disc herniation)の一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向となる。このため、立位では椎間板には多くの負荷がかかる。

椎間板ヘルニアは、圧力が最もかかりやすい下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、次に下位頸椎に多く、胸椎には少ない。胸椎に少ないのは、胸郭により、椎体間の可動性が頚椎や腰椎に比べ少ないことによる。また、神経根走行の関係から、下位腰椎では、上位腰椎に比べ、ストレスがかかりやすいのでヘルペスが下位腰椎 (L4/5, L5/S1)の神経根に感染しやすく脊髄神経根症状を起こしやすく、発見されやすいのです。高齢になると、下位頚椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、比較的上位の頚椎病変を来しやすくなる。すなわち、椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎椎間板の部分で起こりやすいのである。

脊髄根症状型と脊髄中枢症状型の神経症状の違いは、主に、ヘルペスが感染している神経症状の出る場所が根症状型は片側だけ、脊髄症状型は両側に出るということにあります。それは神経根は末梢神経であり脊髄症状型の脊髄は中枢神経であるからです。従って脊髄症状型では、根症状型には見られないような重い障害が出ることもあります。

【根症状型】①症状が出る部位は右手や右肩、または、左手や左肩など②症状の内容はズキズキする痛み(「疼痛」)・しびれや五感のマヒなどの「感覚障害」・筋力低下

【脊髄症状型】①症状が出る部位は両手、または、両手と両足など②症状の内容は根症状型の疼痛、感覚障害、筋力低下に加え、・手:手先の細かい動きができなくなる(「巧緻運動障害」)・足:歩行障害・そのほか:排泄がうまくコントロールできなくなる(「膀胱直腸障害」)

【症状の違いが生じる理由】

根症状型と脊髄症状型で症状の違いが生じる理由は、異常が生じる神経の場所が異なっているからです。

根症状型では、脊髄から手足などに向かう神経の根元である「神経根」にherpesが、感染しているのが原因です。それに対して脊髄症状型では、脊髄に直接herpesが感染しているので脊髄に異常が生じます。左右の神経根へと別れる前の脊髄中枢神経に異常が生じますから、体の両側に痛みやしびれなどの神経症状が出るのです。

しかも、脊髄は脳から首の頚椎を通り、背骨(「脊椎」)の中を下へ下へと通っています。脊髄の損傷がひどければ、下半身、足や排泄コントロールにも障害が生じます。

椎間板ヘルニアのほとんどすべての症状はherpes感染症の症状で腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰に重い負担をかけ続けた結果、症状は、片側の下肢痛が多いが、巨大又は中程度であっても真後ろへ突出したヘルニアの場合、両側で症状が出現する。下肢痛は、椎間板ヘルニアによる神経根圧迫により生じるのではなくerpesが神経根に感染して傷ついた痛みです。

以下の症状はすべてherpesに関わる症状です。L4/5では、L5症状が見られ、腰痛の他、下肢の疼痛、しびれ、場合によっては大きな浮腫みまで見られ、足が上げられない位に重くなる、痛くなる、動かせないなどの自覚症状に加え、ヘルペスによって障害された神経の支配領域に感覚障害を呈したり、運動神経の麻痺による筋力低下を来たすことがある。さらに、典型的なherpesによる腓返り(こむら返り)などの痙攣も誘発しやすくなる。稀に、排尿障害を呈する(S2-5症状)。以上の症状はすべてherpesが原因なのです。

椎骨には両側に穴があり、体のさまざまな部分に繋がる神経が出ています。 椎骨から出る神経は「神経根」と呼ばれます。 神経根障害は、その神経根で起こる神経圧迫ではなくherpesによる痛みです。

神経解剖学において、前根(ventral root)は、脊髄神経の神経根のうち遠心性運動神経根のこと。脊髄の前外側から出て硬膜を貫き、末梢側(脊椎の椎間孔を出るところ)で同じ高位の髄節から出た後根と合わさって脊髄末梢神経となる。

後根(posterior root)または背根(dorsal root)は、解剖学および神経学用語で脊髄神経のうち求心神経(感覚神経)が脊髄に入り込む神経根のこと。

体性感覚または内臓感覚の情報がここを通って中枢にもたらされる。感覚神経は神経細胞体から末梢側と中枢側に2本の神経突起を出しており、後根は脊髄から後根神経節までの部分のことで、後根神経節にはここを通る神経の神経細胞体がある。後根は一般に、前根に比べて太い。脊髄の各髄節に一本ずつの後根が入るが、通常第一頸髄および尾髄には後根がない。一本の後根を構成する神経線維の数は、ヒトで有髄線維と無髄線維をあわせて約200万-300万といわれる[1]。有髄線維はA線維と呼ばれる太い線維(径10-20μm)で、髄鞘を持つため伝導速度が速い(5-120m/s)。無髄線維はC線維と呼ばれる細く、伝導速度も遅い線維である。

感覚は特殊感覚、体性感覚、内臓感覚の3つに大別できます。

特殊感覚には、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡感覚があります。これらの感覚を担当する感覚器は、眼(視神経)、耳(聴神経)、舌(顔面神経と舌咽神経)、鼻(嗅神経)、内耳(前庭神経)です。()内の神経は、これらの感覚器で得た情報を脳に伝える感覚神経です。

体性感覚は、表面感覚と深部感覚に分けられます。表面感覚は皮膚感覚ともいい、触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚などがあります。深部感覚は固有感覚 または 自己受容感覚 とも呼ばれ、 筋受容器 からの伸縮の情報により、身体部位の位置の情報が得られる。運動感覚や位置感覚、振動感覚などの種類があり、筋肉や腱、関節などの感覚受容器で感知します。感覚受容器で感知した感覚刺激は、脊髄を通って小脳と視床に伝えられ、最終的には大脳に伝わります。

内臓感覚には、臓器感覚と内臓痛覚の2つがあります。臓器感覚は空腹感、のどの渇き、尿意など、臓器が物理的・化学的に刺激されることによって生じる感覚です。一方の内臓痛覚は、内臓が痙攣(けいれん)したり、炎症を起こしたり、拡張したりすることで生じる痛みです。内臓痛覚は自律神経によって伝わります。

体性感覚とは 触覚 、 温度感覚 、 痛覚 の 皮膚感覚 と、筋や腱、関節などに起こる 深部感覚 から成り、 内臓感覚 は含まない。 皮膚感覚が皮膚表面における感覚であるのに対し、深部感覚とは身体内部の感覚を意味する。 後者は 固有感覚 または 自己受容感覚 とも呼ばれ、 筋受容器 からの伸縮の情報により、身体部位の位置の情報が得られる

脊髄神経の後根が障害されると、体の一部分の体性感覚が麻痺する。

前根の運動神経線維

前根を構成する神経線維の多くは、脊髄前角の一般体性遠心性神経の軸索で、太く(径9-13μm)髄鞘を持ち、Aα線維と呼ばれる。それ以外に細い有髄神経線維もあり、これはAγ運動神経の軸索で筋紡錘の錐内筋線維を支配する。これに対してAα線維が支配する骨格筋線維を錐外筋線維と呼ぶ。またT1(第一胸髄)からL2(第二腰髄)までとS2(第二仙髄)からS4までの前根には、もう一種類の細い有髄神経線維がある。これは脊髄側角にある中間外側核に神経細胞体を持つ神経の軸索で、一般内臓遠心性神経線維すなわち交感神経節前線維であり、B線維とも呼ばれる。この線維は後根と合わさった脊髄神経から分岐する白交通枝を通り、交感神経幹に達してそこにある神経節に入る。

脊髄神経根

神経根障害は,herpesにより起こり神経根のレベルに応じた疼痛および髄節性の神経脱落症状から成る特徴的な根性症候群を引き起こす傾向がある。神経脱落症状とは. 該当する神経の働きがなくなったために起こる症状。 部位により多彩障害された運動神経根の支配筋に筋力低下および萎縮が生じる。また,筋線維束性収縮を伴う弛緩がみられることもある。筋線維束は筋束ともいう.筋線(繊)維がまとまって束になったもの。筋線維束性攣縮はherpesが原因であるので良性であり従って筋線維束攣縮はほぼすべての健常者に起こる。一方で、神経学的検査に異常がなく、筋電図検査で重篤な神経疾患を疑わせる異常所見が認められない場合が多く、通常、良性線維束症候群の診断となる。感覚神経根(脊髄神経根)にherpesの病変が及ぶと,対応するデルマトームに感覚障害が生じる。分節に対応する深部腱反射は減弱ないし消失する。侵された神経根の分布領域にかけて,電気ショック様の疼痛が放散する。

筋線維束性攣縮(Fasciculation)は、小さく、かつ局所的な、皮膚下に観察することが可能な不随意な筋肉の収縮及び弛緩運動であるが、全身のどの骨格筋でもherpesが感染するので発生します。筋線維束性攣縮は、単一運動単位内のすべての骨格筋線維の同時収縮につながる下位運動ニューロンの自発的な脱分極の結果として発生する。運動単位(motor unit)とは1つのα運動ニューロンとその運動ニューロンが神経支配する全ての筋線維のこと。個々の筋線維は1個の運動ニューロンに支配されるが、個々の運動ニューロンは複数の筋線維を神経支配する。運動ニューロンとそれにより神経支配される筋線維の数は筋の機能により異なり、大腿四頭筋のような大型の筋では1個の運動ニューロンにより神経支配される筋線維は数百本になるが、眼球の位置づけを制御するような筋では1個の運動ニューロンに神経支配される筋線維は10本に満たない場合もある。通常起こる自発的な脱分極としては、例えば、心臓の鼓動を引き起こす、絶え間なく続く心筋の収縮がある。

デルマトームとはなにか?皮膚が感じた侵害刺激を入力する脊髄レベル(各髄節レベル)のことです。脊髄の各髄節は特定の皮膚領域の感覚を支配しているため、脊髄末梢神経による皮膚の分節的支配様式とも言えます。あるいは脊髄神経が支配している皮膚感覚の領域を模式図化したものとも言えます。デルマトームとは簡単に言うと、どこの脊髄神経で障害が起こっているのかを教えてくれる「地図」のようなものです。まずはデルマトームへの理解の第一歩として、もう一度、脊髄神経を復習しましょう。脊髄末梢神経は、脊椎の椎間孔から左右1対ずつ出ています。頸椎の間から出ているのが頸神経(8対)、胸椎の間から出ているのが胸神経(12対)、腰椎の間から出ているのが腰神経(5対)、仙椎から出ているのが仙骨神経(5対)、第1尾椎と第2尾椎の間から出ているのが尾骨神経(1対)です。

それぞれの脊髄末梢神経の頭文字をとって、頚神経(cervical nerve)=C、胸神経(thoracic nerve)=T、腰神経(lumbar nerve)=L、仙骨神経(sacral nerve発音はサクラル‐ナーブ)=S、尾骨神経(coccygeal nerve)=Coと表記されます。このアルファベットに神経の番号を付けるとC1〜C8(第1頚神経〜第8頚神経)T1〜T12(第1胸神経〜第12胸神経)L1〜L5(第1腰神経〜第5腰神経)S1〜S5(第1仙骨神経〜第5仙骨神経)となり、デルマトームの図の中でよく見るアルファベットの番号になります。

デルマトームの活用方法を教えましょう。デルマトームは、前述のとおり脊髄中枢神経が支配する皮膚感覚の領域のことですので、実際に痛みや痺れが生じている部位から、どの脊髄中枢神経が障害されているのかを知ることができます。

あるデルマトームの感覚異常(例,疼痛,錯感覚)および/またはある神経根レベルの運動異常(例,筋力低下,萎縮,筋線維束性収縮,反射低下)など,髄節性の障害を有する患者では,herpesによる神経根疾患です。感覚レベルや,両側性の弛緩性筋力低下や,および/または括約筋機能障害がみられる患者では,脊髄中枢神経にヘルペス感染があります。

急性疼痛にはコルチコステロイドを用いるのはherpesが急性疼痛の原因であるからです。

神経根障害の治療で、理学療法と運動で十分に対処できる場合もあるのはherpesが原因であるからです。理学療法などで神経が再び正常に機能し始めることで痛みはなくなるので、神経圧迫の原因を取り除くことを優先するべきですと整形外科の教科書に書かれてあるのは痛みは神経圧迫が原因ではないことを皮肉にも語っています。アッハハ!!!

脊髄末梢神経系疾患も事故で起こらない限りherpesによるものです。ストレスが多い資本主義に耐え続けたherpesによる老人の病気です。老化による病気は原因がない病気ですからほとんどが生きている間に増やしたヘルペスが原因なのです。

続きは「メニエール病(めまい・耳鳴り・難聴)完治の研究報告Part9(コメントあり)」へ続きますので、かぎかっこのタイトルをクリックしてください!

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