症例報告6例目
完治させた病名1)アトピー性皮膚炎
患者:57歳 女性
松本漢方クリニックとの出会いは20年程前に、左足にアトピーが出た時、知人からの紹介で行られた時でした。すぐに煎じ薬と消毒液、軟膏を処方して毎日続けていくうちに少しずつ治っていき、それほど期間をかけずに綺麗に完治しました。その後、今回は2015年7月に下着等のかぶれで近所の皮膚科に行くと、ステロイド系軟膏が出され迷いながら2回程塗ってしまいました。すると患部が広がってしまい悪化してしまいました。それなのにそこの皮膚科の医者から「少し治ってきましたね」と言われ患者さんは言葉が出ませんでした。やはり早く松本漢方クリニックへ行けば良かったと後悔しながら、再び松本漢方クリニックに行こられました。
すぐに問診と患部を診るとヘルペスウイルスが皮膚細胞に感染しており、尻部と両足の太腿にまで炎症が広がってしまっていました。血液検査のヘルペスの数値(VZV)が68.1と高値、煎じ薬2種と赤と黄色の漢方軟膏、アシクロビル錠を処方しました。毎日続けていく内に、数値も下がり11月頃には一番ひどかった部分は治っていき、両手両足の膝から下の痒みも良くなり、何とか完治できました。私にアトピーとヘルペスを発見して助けてもらい本当に感謝されました。自分自身の免疫力が病気を治していく事、ステロイドは病気を治す免疫を抑えてしまう事、その他今まで解っていなかった事が今回でいろいろ解り、勉強にもなりました。今は元気に過ごされているのか、当院には通院していません。
症例報告7例目
完治させた病名と症状1)口唇ヘルペス症状2)アレルギー性鼻炎3)蓄膿症4)性器ヘルペス症状
患者:36歳、女性
患者さんは未熟児で産まれ、産まれてすぐ黄疸が出て保育器の中でしばらく暮らした後退院しました。その後も身体が弱く、小学校に上がる頃まで、原因不明の発熱やら痙攣やらを起こし、病院とお友達の生活を送っていました。今となっては、ヘルペスが原因なのだとわかります。生まれた頃からの薬漬けが今の患者さんへの蓄積となり、今の身体の状況に影響しているからです。
母親は心配性で、少し熱が出たら病院で診てもらい解熱剤をもらう、咳が出たら咳止めをもらう、風邪薬をもらうという事を繰り返していたそうです。母親として子供の為に良かれと思っての行動だったと思うのですが、かえって娘さんである患者さんの免疫を抑え、いじめられている状態だったのです。
アトピーも生まれつき患い、痒くて寝られない時は、母が皮膚科でステロイドをもらい塗ってくれていました。これも今となっては恐ろしい事ですが、当時子供だった私には拒否する余地もなかった訳です。無知な患者に医者の間違った治療法など、どうして見抜くことが出来るでしょうか?今は症状が抑えられて見かけ上良くなっても、将来大人になって倍々の悪化した症状となって帰ってくるのです。
その後、18歳くらいで花粉症になり、また免疫を下げる薬を多量に飲む事となり、アレルギーは悪化していき、蓄膿症になりました。苦しくて夜も眠れない程なので、必死で、耳鼻科でもらったムコダイン錠などを飲んだり、鼻スプレーしたりしましたが免疫抑制剤を飲み過ぎてきたので良くなるどころか、悪化していきました。この病院ではダメだと見限るまでに通院を開始してから2年を要しました。別の漢方を使う耳鼻科のアレルギー科へ行くと、「これまでの薬を全て止め2種類の漢方薬にしなさい。」と言われ、実行するとすぐに呼吸は楽になってきました。目の裏側まで溜まっていた膿もなくなりました。その後、減感作療法を受け、花粉にも反応しなくなって来ました。
患者さんが松本漢方クリニックに来院されたのは、2016年5月末頃からで、血液検査の結果やはりヘルペスが多いのとEBVもあることがわかりました。口内炎のチクチクした痛みと、下半身にヘルペスの症状がたまに出るといった状況でした。出る場所が下半身なので、婦人科ばかりを探していた為に、松本漢方クリニックに辿り着くまでに時間を要してしまいました。
婦人科では、何処に行っても「これは、治らない。」と言われるだけでした。チクチク、ヒリヒリした症状は痛みという意味では、そう辛いものでもなかったのですが、他の人に移す事が怖くて、何とかしたいという思いからネット中を探し続けていた所、「免疫」「ヘルペス」の言葉を偶然入れて検索した時に、運良く私の松本漢方クリニックのHPを発見する事が出来ました。まさに運命的に導かれたのです。
早速、手記や私の論文を片っ端から読み、ヘルペスや免疫への理解と知識を深めようと努力し、納得出来たので、すぐに大阪の松本漢方クリニックへ向かわれました。私は良く当院を見つけられたことと患者さん自身がとても熱心に手記や私の論文を熟読していることがわかり、「絶対に治したる」と握手をしました。
Herpesに対抗するための漢方煎じ薬と鼻炎、蓄膿の漢方薬とアシクロビル錠を1日16錠を処方し、かなりお金がかかり、当時患者さんは母子家庭でお子さんが2人いる状態だったのでかなりの負担となり、何処まで続けられるかとヒヤヒヤしながら続けられました。
薬を飲み始めた頃は、口腔内の広範囲(特に喉や舌)で派手なチクチク、ピリピリ感が出ましたが、時間が経つごとにその範囲が縮小し、ピリピリ感も弱くなってきていました。日によっては、ピリピリ感が一時的になくなり、またじわじわピリピリ感が出現しますが、以前の様な派手さは無い状態になりました。下半身についても、生理前に感じていたヒリヒリ感が少し弱いものに感じる程度になってきました。免疫がヘルペスを見つけてやっつけてくれていると思うと、派手なピリピリ感も楽しめる感じだと患者さんは言っておられました。
薬を飲み出した頃、患者さんは失恋により個人的にメンタルに大きなダメージを負っていた為に、2ヵ月後の採血では、1以下の数値しかヘルペスの抗体価を下げる事が出来ませんでしたが、メンタルが回復した後は、免疫も回復してピリピリ感を落ちつけるスピードが上がりました。今では症状はすべて完治され、当院にはもう来られていません。
症例報告8例目
完治された病名1)喘息2)クローン病3)リウマチ性多発筋痛症4)慢性蕁麻疹
患者:50代夫婦
ご夫婦で当院に受診され、奥様はリウマチ性多発筋痛症、ご主人は慢性蕁麻疹とクローン病と喘息といずれも不治の病と言われてきた病気でした。
当院での初診時に、慢性蕁麻疹で地元の大学病院でうけた治療内容が抗ヒスタミン剤と漢方薬の併用と聞き、私はせっかく漢方薬で免疫を上げようとしているのに抗ヒスタミン剤で免疫を抑えてしまうので意味がないことを説明しました。ご夫婦はその説明を聞き、全面的に私の治療について行こうと決意されたそうです。ご夫婦に漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤と漢方風呂とお灸を続けてもらい、リバウンドを乗り越えて多くの病が完治して消えてなくなりました。
喘息の発作もなくなり普通に過ごされていました。しかし、気温差や運動後に気管支が狭まるような息苦しさを感じることが頻繁にあったため3年ほどかけて治療を続けてもらいました。のちに県で一番大きな病院の循環器内科を受診し検査を受けると、「喘息ではない。」との診断されたのです。普通の医者は喘息は治るとは思っていないので、担当医に「本当に喘息だったのですか?」とも言われたそうです。
いずれの病気も大量の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を服用してもらい、患者さん自身の体の中にある免疫細胞を活性化させたことによって病気を治し、完治に至ったのです!
症例報告9例目
完治した病名1)シックハウス症候群2)アトピー性皮膚炎
患者:20代 女性
2014年、当時高校生だった患者さんはステロイドの注射と軟膏の副作用により、顔が腫れ、頭痛が1日中続き、病院を転々とされました。がどこも匙を投げて酷い時は考え過ぎだと馬鹿にされ診察すらしてくらない病院もありました。それから2年間ほとんど寝たきり状態でしたが、諦めずにインターネットで治療方法を探し続け、松本漢方クリニックに辿り着き、治療を受けて顔の腫れや頭痛の症状を完治させることができました。
それから9年後、母親の仕事の都合で引っ越しされた所、シックハウス症候群(化学物質過敏症)といわれる症状が親子で現れるようになりました。患者さんは痒みで顔、首、脇の下、内ももなどが酷く荒れ、鼻の粘膜、歯茎の弛み、味覚が苦味しか感じなくなりました。母親も鼻の粘膜、眩暈、味覚障害などの数え切れない症状に見舞われました。
再び松本漢方クリニックで治療を受けることにし、またさらに引っ越しをされて半年が経った頃、完治され、また以前のように元気に日常生活を送れるようになりました。
症例報告10例目
完治された病名1)首・肩の痛み2)首・肩のこり3)頭痛
患者:50歳、男性
この患者さんが当院で治療を行ったきっかけは奥さんが先にアトピーとリウマチの治療を行っていたのがきっかけでした。以前の奥さんは日常生活もままならないほどの状態でしたがこの頃には改善の方向に向かっていました。同時に患者さんは仕事のストレスや奥さんの病気のことでひどい首や肩のこりと痛みに苦しんでいました。首こり、肩こりの原因もヘルペスなのです。一度しっかり調べた方がいいと助言し、血液検査を受けてみるとなんと水痘帯状ヘルペス(VZV)の値がヘルペスの治療をしていた奥さんよりもかなり高値であることがわかり、患者さんも一緒に治療をすることになったのです。仕事が忙しすぎると強いストレスを感じてまた痛みがぶり返してしまいましたがヘルペスウイルスの増殖を抑える漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し飲んでもらうと痛みが治まっていました。
のちに子供も含めて家族3人で松本漢方クリニックで治療を受けていました。ステロイドを使い長年その副作用に苦しんできた奥さんは日常生活を送れるまでに回復し、患者さん自身も痛みによる苦しみから解放されました。