研究報告14例目
完治させた病気1)メニエール病2)首こり3)肩こり4)herpes性疼痛5)左耳の痛み6)アトピー性皮膚炎7)herpes性皮膚炎8)痔
患者:29歳 男性
2016年の11月26日、朝起きるとTVの音が正常に聞こえないのに気づきました。自分が水中に潜っている時のような音がこもっている感じでした。試しにイヤホンで音楽を聞いてみても、昨日まで正常に聞こえていた曲が、音が割れて全く別の曲に聞こえるのです。特定の音は響いて聞こえたり、同時に高音のキーンという激しい耳鳴りもしたため、これはただ事ではないなと直感しました。
一晩経っても全く変化が見られなかったため、「突発性難聴やメニエールの場合は早期の治療が重要である」という情報を信用し、翌27日、日曜にも診察を行なっている耳鼻科があったため受診をすることにしました。聴力検査と、それを踏まえたカウンセリングの後、蝸牛型のメニエール病(本格的なメニエール病の前段階)の疑いがあるという診断を受けました。当時の私は耳の症状だけで(激しい首や肩の張りはありました)、メニエール特有のめまいはなかったのですが、当然ながらショックは受けました。それと同時に、本格的な症状に移行する前に来られた分、まだ良かったのかなぁ、と自分に思い込ませました。
蝸牛型のメニエール病(本格的なメニエール病の前段階)とはなんでしょうか?
蝸牛型メニエール病(英語でCochlear Meniere’s Disease )は難聴と耳鳴り・耳閉感の症状を繰り返す内耳の疾患である。
メニエール病激しい回転性のめまいと聴覚(聞こえ)の症状を同時に併せ持つことを特徴とします。一方蝸牛型のメニエール病はめまいは伴わず、主に聴覚(聞こえ)の症状だけの軽いメニエール病の不全型であり、したがって本格的なメニエール病に移行する前段階ともいえるのが蝸牛型のメニエール病なのです。
蝸牛型メニエール病の本体は、メニエール病と同じく内耳の内リンパ水腫であると世界中の耳鼻科専門医は口をそろえて言いますが、何故、内リンパ水腫が起こるのかについては一切説明がありません。内耳に感染したヘルペスなのです。内耳の蝸牛の感覚細胞に感染したヘルペスが蝸牛神経細胞を傷つけ蝸牛神経が障害され耳鳴りや難聴などの蝸牛障害症状が起きるのです。何故こんな簡単な原因を耳鼻科の医者は170年もの長い間、明らかにしないのでしょうか?抗ヘルペス薬と漢方煎じ薬ですべてのメニエールが治ってしまうと耳の病気で苦しむ患者さんがいなくなると困る人がいるようです。アッハッハッハ!!もっとはっきり言うとすべての病気がこの世からなくなってしまえば患者さんにとっては天国になりますがごく一部の人にとっては地獄になるようです。
何の目的で純音聴力検査が必須で、訳のわからないグリセロールテストあるいは蝸電図で内リンパ水腫の存在を推定できたからと言って病気は治らないのでこれらの検査はすべて意味がありません。全ての検査について言えることですが医者たちは検査遊びが大好きなようです。病気の原因追及遊びをもっと好きになってもらいたいものです。そして治らない病気はこの世に何一つとしてないと言ってもらいたいものです。
無駄な治療になりますが、第一選択はイソソルビド(商品名イソバイド)で、内耳の血液循環改善薬が使われることも多いです。ステロイド剤が一番効果的なのはherpesが原因であるので免疫をステロイドで落とせば戦いがなくなるので症状は一挙に消えますが、絶対に治りません。
蝸牛型メニエール病は、内リンパ水腫を原因とする急性低音障害型感音難聴とほぼ同義の病気であり、診断名を蝸牛型メニエール病とせずより広範囲な概念である低音障害型感音性難聴とすることもありますが診断遊びの一つにすぎません。
その後、ステロイドの点耳薬を含む2種類の点耳薬と、4種類の飲み薬が処方され、家に帰り指示通りに使われました。点耳薬を使った翌日、耳鳴りがピタリと止み、耳の聞こえ方も正常になり驚かれました。しかしながら、ステロイドの点耳薬を使用したために左耳の痛覚を支配する痛覚神経に増えたherpesとの戦いによって鋭いヒリヒリする様な痛みが出現し、それと同時に昨日までなかった、身体が揺れる様な、いわゆるめまいがするようになっていることにも気づくのでした。眩暈はステロイドにより平衡感覚神経にまでherpesを増やしてしまったからです。免疫を下げることによって病気の原因であるヘルペスをさらに増やすのが医者の特技のようです。アッハッハ!!!
その後、3回ほど同じ耳鼻科に通院し(ステロイドの点耳薬は1週間ほどで「もう使わなくて良い」と言われました)、苦いシロップのような飲み薬や漢方の粉薬など色々な薬が出されました。左耳が鋭く痛むことも言ってみましたが、聴力検査の結果は左耳の方が良かったらしく、不思議そうな顔をされるのにとどまりました。左耳が鋭く痛むのは聴力とは関係がないのです。左耳の鋭い痛みは全く別の感覚神経の問題です。
そんな中、めまいがだんだんと酷くなり、最初に症状が出てから約1ヶ月後の12月29日、久しぶりにかなり強い耳鳴りと、音が正常に聞こえない症状が再発しました。ステロイドの点耳薬を使わなくなってから時間が経ったので、免疫が復活し、症状も復活したのです。前回は高音の耳鳴りが中心でしたが、今回は車の排気音のような、ブブブブという音が繰り返される耳鳴りでした。
年明け後も症状は良くならず、色々インターネットで情報を収集しているうちに、メニエール病の原因はヘルペスのウィルスである、と提唱している医師が全国にチラホラといることを知りました。ホームページの理論の内容や、治ると断言しているのが松本漢方クリニックだけであったのが決め手となり、ここに行ってみたいと親に相談をされて、そして1月の半ば、親と二人で高槻まで群馬県から来られました。鍼灸の治療を受け、私に会い、ヘルペスの抗体値を調べるための血液検査を行い、調剤薬局で薬をもらい、その後、アシクロビルと漢方の煎じ薬を飲む生活が始まりました。
それから現在で5ヶ月ほど経過しましたが、患者さんの場合1番改善したのが耳鳴りで、激しい耳鳴りが全くなくなりました。
松本漢方クリニックに通う前に経験した、音が正常に聞こえないほどの激しい耳鳴りは起きることがなくなりました。左耳の痛みもかなり楽になり、座っているのもつらいほどのめまいはなくなりました。
現在メニエールの治療と並行して、右手の親指と胸の一部(乳首周辺)のアトピーの治療も受けられています。そのための煎じ薬も飲んでいるのですが、3ヶ月半ほど経ち、大分かゆさや痛みが収まってきて、腫れることが減ってきました。数ヶ月間は身体の様々な部位が痒くなったり、痔の治療で3ヶ月ほど座薬を使っていたものがリバウンドしてしまい、座っているとお尻が痛んだりなかなか大変でした。この痔核も徐々に治りすべての治療が終わりました。
現代社会のあらゆる病気の原因は化学物質かヘルペスであり免疫を落とすから化学物質に対して免役寛容が起こらなくなり同時にherpesが増えて他の医者やたちが知らない原因不明の病気を医者だけでなく自分でも作っていることを忘れないで下さいね。