症例報告3例目の研究報告
完治させた病気1)MCTD2)間質性肺炎3)ヘルペス性の全身の関節痛4)ヘルペス性疲労感5)肩こり6)慢性頭痛7)ヘルペス性筋痛8)アトピー性皮膚炎9)ヘルペス性味覚異常10)herpes性手根幹症候群
患者:匿名希望56歳
混合性結合組織病(mixed connective tissue disease; MCTD)は膠原病の一種。全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症(SSc)、多発性筋炎(PM)/皮膚筋炎(DM)の3疾患の症状を混合して持つ疾患である。血管病変や炎症、線維症などを引き起こす。これらの病気は同じ病気です。この仲間の病気で混合性結合組織病(mixed connective tissue disease; MCTD)が一番herpesが多くの細胞に感染しまくっている病気と言えますが特に怖い病気ではないのです。だってherpesで死ぬことは絶対ないからです。Herpesを増やしているのはまさに医者です。
患者さんがMCTDという病名を付けてもらったのは2012年4月のことで、自分の体が変だと気づいてから3年経過していたのにも拘らずひどくなっていないのでほっとしたそうです。しかし、新たな問題が発生していたので心穏やかではありませんでした。大学病院での検査の結果、間質性肺炎をあらわすKL―6の数値が732あったのです。もちろん今すぐに治療を要する数値ではありませんが、初めて聞いた間質性肺炎をインターネットで調べるととても恐ろしくなり、大げさですが死も意識されました。それでも何か治療法はないかと調べると漢方薬で治療できる事がわかりましたがその時は行動しなかったようです。間質性肺炎(interstitial pneumonia、略称: IP)はherpesが肺胞一型細胞に感染してて肺胞が崩壊した後が間質になってしまい線維化が起こる疾患の総称である。何故ならば肺胞一型細胞はherpesによってひとたび潰されると再生が不可能ではないのですが非常に難しいからです。herpesの炎症が進行してヘルペスによる炎症の痕の組織が線維化したものは肺線維症と呼ばれる。間質性肺炎はほとんどがヘルペスが原因であるのです。
MCTDという病名は付いたのですが症状はあっても、特定の抗体も出ないため治療はせず、この時全身に関節痛があったので痛み止めを処方してもらいましたが、この先ずっと痛み止めを飲み続けるわけにもいかないと思い4カ月後にそれもやめました。ただ、間質性肺炎があるため大学病院への通院は経過観察となりました。Herpesによる自己免疫疾患なのにMCTDという病名は付いたのですが症状はあっても、他の自己免疫疾患には特有のIgM抗体があるのにMCTDに特定のIgM抗体が出こないのは何故でしょうか?それは生命に必須な臓器である肺や心臓や脳に対して傷つけると生きられなくなるのでBリンパ球はIgM抗体やIgG抗体は作れないメカニズムが存在しているからです。
4月からの病院通いが一段落した時インターネットで松本漢方クリニックを見つけました。患者さんたちの手記を読み、ぜひ行ってみたいと思い私が書いたものを全部印刷して一生懸命読まれました。患者さんが私がその中で印象的だったのは、膠原病にはしんどいという症状は一次的にはない、と書いたことです。では患者さんが感じているこのしんどさは何なのだろうかと思い、それがヘルペスによるものだと書きました。そういえば、大学病院の診察でしんどいと訴えても何の反応もなかったことを思い出しました。また、この病気はストレスによって自分が作り出したものだということも納得されました。患者さんは膠原病の治療をしていないので間質性肺炎になった理由は分からないと言っていますがそれまで自分でステロイドホルモンを出したことがあるはずです。病名がつくまでの約3年間、大学病院では治療してもらえなかったので自分で何とかしたいと思い、市販の漢方薬を飲んでいました。
そして、2012年9月に松本漢方クリニックを受診しました。初診時に詳しく検査をしますが、ヘルペスの数値は110.0でした。規準値が2.0未満であることからかなり高い数値です。あれもこれもあの症状も、みんなヘルペスだということは正直すぐには理解できませんでしたが、その日から漢方薬と抗ヘルペス剤の服用が始まりました。患者さんは肩凝りがひどく、それに伴って頭痛もありましたが、毎日4回、抗ヘルペス剤の服用で肩凝り、頭痛が本当に楽になり、私が言ったことは本当だと実感されました。そんな時、筋炎の症状だと思うのですが、両腕がとても重だるくなるので私に話された時に「それもヘルペスやあ!」と一括しました。患者さんはまだヘルペスのことを分かっていないと反省され患者さんの免疫がヘルペスと戦っているんだと嬉しくなられたようです。それからも、突然の筋肉痛や左足指だけにあらわれるかゆみとその後の水膨れ、味覚異常など本当に様々な症状が出てきました。特に味覚異常は出ては消えを繰り返し続けました。途中で漢方薬がヘルペスの免疫をあげるものに変わってからは関節の痛みがかなり楽になりました。抗ヘルペス剤を1年以上服用してからの数値が最初と変わらなかったのでショックを受けましたが直近のヘルペス値は52.0です。もう一つ、ある日の診察時に私が「あんた、手は痛くないか?」と聞きました。何のことだろうと思っていると「手根幹症候群や」というと「それならもう手術しました」と答えると「それもヘルペスやあ!」それを聞いて愕然としました。その場にいた息子さんの副院長にも「余計な手術でしたね」と言われてしまいましたが、もう済んでしまったことなので仕方がないことです。それにしても、整形外科のお医者さんたちは手根幹症候群がヘルペスによるものだということを教えられてはいないのです。こんな例はいくらでもあります。だってherpesのへの話も出ないのですから。残念なことといえば、ヘルペスの薬が全額自費だということです。抗ヘルペス剤を必要としている患者さんはすべての人ですがどの医者も口にしません。経済的な負担はとても大きいですからなんとかして欲しいと思いと私は常々思っていますが病気が治るので誰も医者は口にしません。
気になっていた間質性肺炎、KL―6の数値も2013年6月には419になり、肺サーファクタントプロテインDも初診時169.4が92.4になったので、正常になったので以降検査はしていません。初診時、5120倍だった抗核抗体も徐々に下がり、2014年3月には念願だった3ケタの640倍にまで下がったのですが、今年の4月に引っ越しがあり、患者さん自身とても頑張ったためと思われますがまた1280倍になってしまいました。同じく初診時30もあった血沈も10台まで下がったのにまた29にまで上がってしまいました。抗核抗体の値は全く気にする必要はありません。抗核抗体の値ほど信用できない値はありません。それでも以前とは違い、患者さんは免疫を抑えないようにすることを学びとりましたから心配はしていません。患者さんの病気は患者さん自身の免疫が治しました。値もすべて正常値になり完治され治療は終わりました。KL―6の数値が732あったのに419になったのはすばらしことです。KL―6の正常値は500以下ですから完全に正常値になったのです。患者さん自身が治されました。万歳!!!!