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シェーグレン症候群完治の症例報告Part1(コメントあり)更新2021.12.17

投稿日:2021年12月17日 更新日:

シェーグレン症候群完治の症例報告Part1(コメントなし)もあるので良ければ読んで下さい。

症例報告1例目の研究報告

治した病名:シェーグレン症候群、関節リウマチ、再生不良性貧血、ドライアイ

一生治らないと診断され、大変ショックを受けましたが、ご主人が当院を見つけ即受診されると無事完治されました。

患者:当時42歳、女性

この患者さんは、2011年の2月に肺がん検診に引っかかり、精密検査を受けられましたが、異常は見つからず症状もありませんでした。しかし影はしっかりと映っていたため、毎月あちこちの病院に通い、病名探しが始まりました。それから半年後の夏頃、10年ほど前からドライアイと診断されていた目が異常に乾くようになり、瞬きをするだけで目に傷がいくほど目の表面が乾き、目が痛みで開けづらくなりました。眼科でステロイド入りの点眼やゼリー状の抗生物質などを処方してもらいました。

最初は、家の中では薄目をあけて何とかやっておられましたが、痛みは全く改善されず、外が曇っていても眩しくて、目を開けるのが辛い状態でした。車の運転ができなくなり、日常生活を普通に過ごせなくなりました。良くなる兆しが全くないため、眼科医から勧められた「涙点プラグ手術」を行うことになりました。「涙点プラグ手術」とは、涙点にプラグを挿入することで、自分の涙(水分)を眼の表面にとどまらせることができ、その結果涙が流れていかずに眼の表面が潤うというものです。呼吸器科の医師は、肺の影の原因はわかりませんが、眼が極端に乾くという点から、シェーグレン症候群の疑いがあると診断しました。ちなみに、シェーグレン症候群の症状には、腺症状と腺外症状の二つがあり、腺症状はドライアイやドライマウスをはじめとする乾燥症状です。腺外症状は、唾液腺、涙腺以外の臓器の症状で、倦怠感や関節痛といった全身症状や、間質性肺炎、腎炎、神経症状、紫斑、紅斑などが見られます。

続けて医師は、シェーグレン症候群は膠原病の一種であり、治る病気ではないことを告げました。また、涙点プラグ手術をしたので、目はこのまま様子をみて、肺に関しては特に症状もないことので、今の時点では治療はありませんが、後々、腎臓や心臓に問題が出てくることがあるので、その時に治療を行うと言いました。患者さんは、一生治らない病気であり、いずれ腎臓・心臓病が起こると言われたことで、相当ショックを受けられました。

そんな時、ご主人がインターネットで当院を見つけられ、ホームページの内容を患者さんに読んでいただきました。内容を聞いてすぐに当院に来られたいと思われ、早速、3日後に奈良県から2時間かけて初診にやってこられました。2011年8月中旬のことでした。問診票を書いてもらったところ、シェーグレン症候群の他にも倦怠感をはじめとする様々な神経症状があることがわかりました。また16年前に再生不良性貧血という難病にかかられ骨髄移植をされており、その翌年には免疫抑制剤によって甲状腺ガンを煩い全摘手術をされています。

シェーグレンに有効な漢方煎じ薬と、抗ヘルペス剤を飲んでもらいました。また週1回の鍼灸に通い、自宅でもしてもらうように指導しました。薬を服用し始めると、まず身体の倦怠感が楽になりました。しかし腕が痺れたり、手と足の指の関節が少し痛くなるというリウマチ症状も出てきました。

治療開始から2週間後には、2年7ヶ月止まっていた生理が改善しました。顔色が良くなり、体重と体型がスリムになりました。目の潤いは少しずつ良くなっていました。

治療開始から2週間が過ぎたころから、身体のだるさや目の痙攣、肩こり、頭痛が不定期で起こるようになりました。抗ヘルペス剤を服用すると、これらの症状はマシになりました。

治療開始から1ヶ月後、涙が出てくるようになり、プラグをいれているために、逆に涙が溜まりすぎて困るという有り難い悩みに変わりました。

治療開始から3ヶ月後、腕の痺れと手と足の指の関節の痛みがなくなりました。肺の影については、レントゲン検査で少し影が薄くなっていることが確認できました。

患者さんは、骨髄移植による大量のステロイド治療やその他の免疫抑制剤を使っていたため、苦しいリバウンドを覚悟されていたようですが、それほど大きなリバウンドもなく、改善していきました。

シェーグレン症候群の腺症状と腺外症状、ヘルペスによる様々な神経症状も完治されてなくなり、現在は通院されておりません。

症例報告2例目の研究報告

治した病名:シェーグレン症候群、アレルギー性結膜炎

長年ステロイドのリンデロン点眼剤、市販の抗アレルギー点眼剤や抗ヒスタミン剤を使ってきたことでシェーグレン症候群になりましたが当院を受診して完治されました。

患者:当時58歳、女性

この患者さんは、子供の頃からほとんど風邪もひかず、大きな病気もありませんでしたが、春と秋に花粉症で目が痒くて仕方がありませんでした。花粉症になるたびに眼科に行って痒みを抑えるステロイドのリンデロン点眼剤を処方してもらい、忙しくて眼科に行けない時には近所のドラッグストアで抗アレルギー点眼剤や抗ヒスタミン剤を購入し、長年使用しておられました。

ところが、数年前からとても口が渇くようになりました。朝起きると喉から舌先まで砂漠になったような感じです。口の中の水分が全くなくなり、30分以上話をすることができなくなりました。食事をしても唾液が出ないため、食べたものが溶けていかずに、飲み込むことが困難になりました。大好物のパンも噛めば噛むほど口の中で丸く固まってしまい、飲み込むこともできなくなりました。

近所のクリニックを受診され、血液検査の結果、膠原病の1つであるシェーグレン症候群と診断されました。このクリニックからさらに総合病院を紹介され、眼科でドライアイと診断を受け、内科では再検査の結果、シェーグレン症候群であると改めて宣告されました。医師からは、この病気の原因は不明であり、治療法もないので、対症療法になりますと言われ、唾液を出す薬とドライアイの点眼剤が処方されました。唾液を出す薬は2〜3ヶ月服用されましたが、全く効果がなく、服用を中止されました。

口が乾く症状の改善が全く見られなかったため行き詰まり、何とか治したいとインターネットでシェーグレン症候群の情報を集められいるときに、当院のホームページにたどりつかれました。花粉症の痒みを抑えるために使用したリンデロンの点眼剤や抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤により、症状は一時的に消失しますが、薬をやめると再び症状が出現することや、IgEを作る遺伝子の働きを変えることにより、代わりにIgGにクラススイッチしてしまい、その結果、アレルギー性結膜炎がドライアイやシェーグレン症候群という膠原病になってしまうことを理解されました。近年、シェーグレン症候群が加速度的に増えだしたのは、まさに眼科医がリンデロン点眼剤などを安易に出し続けていることによって生まれたものであります。シェーグレン症候群は、他の膠原病と同様、アレルギーにクラススイッチさせて、最後は自然後天的免疫寛容を起こせばよいだけなのです。

原因不明だという情報だけの中、当院のホームページだけは、はっきりとシェーグレンになった理由と治療方法が掲載されていたため、納得されて当院にこられました。シェーグレンに有効な漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方しました。抗ヘルペス剤は毎食前と夜寝る前の4回飲んでもらいました。

治療開始から1ヶ月後、口内が少しずつ潤ってきました。まだ常に水分を携帯しながらではあるものの、友達とのおしゃべりも復活してきました。

治療開始から3ヶ月後、大好物のパンも、種類にもよりますが、ほとんど以前と同じように食べられるようになりました。

現在は完治され通院されておりません。

症例報告3例目の研究報告

治した病名:シェーグレン症候群、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎

リウマチが主な症状で、シェーグレンは検査結果のみ陽性でしたが、どちらも完治され、苦痛から解放されました。

患者:当時44歳、女性

シェーグレンはどんな病気でしょうか?シェーグレン症候群(Sjögren症候群)は、涙腺、唾液腺をはじめとする全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こり、外分泌腺が破壊されてドライアイやドライマウスなどの乾燥症状が出現する病気です。慢性的に炎症が起こる病気は殺し切れないウイルスが原因ですからherpesです。本来、細菌やウイルスなどの外敵から身を守るための免疫系が自分自身を誤って攻撃する、自己免疫ですと言われていますがまさにヘルペスウイルスが原因の病気ですから正しい免疫の働きです。様々な自己抗体(自己抗原に対する抗体)の出現はまず自己抗原に対する抗体は人工的に作られた偽の自己抗体である上に、この地球上にある何十億という全ての有機物質に対してすべての人間が生まれながら持っているBリンパ球が毎日毎日このIgM抗体をすべての人は作っておりherpesによって症状が出ている人だけを医者達は選び出して自己免疫疾患と言いくるめているだけです。時に自己免疫IgG抗体も作ることはあるのですが、それは。偽の自己免疫IgM抗体を作ったBリンパ球がクラススィッチしただけですから偽の抗体であることには変わりがないのです。

簡単に言えばリンパ球はあらゆる種類のIgMを作ることができるわけですから偽の自己免疫抗体というIgMが作れない人は誰も存在しない自己免疫抗体で自己免疫疾患を診断すれば症状がなくても自己免疫疾患だと診断してもいいのです。しかし実際はherpesと戦っていない症状のない人は自己抗体があるので自己免疫疾患という診断はつけてしまえばいいのですが、そこまでやっちゃうとまさに自己免疫疾患は架空の病気と分かってしまうのでそこまではずる賢い医者もしないのです。わっはっは!!!

さらにうそつきの医者達は更に噓をつ積み重ねて言うことは自己反応性リンパ球(自己抗原に反応するリンパ球)の存在が明らかになっていると言い張るのですが彼らは偽の自己免疫IgM抗体を作ったBリンパ球を自己反応性リンパ球と言ってるだけで二重の間違いを犯していることに気が付かないのです。賢すぎる医者達が犯す三つ目の間違いは何故自己免疫が起こってしまうのかについてはいまだ完全には解明されていません。と言い張っていることです。そもそも自己免疫疾患は絶対に絶対に論理的にも実際にもあり得ないのですがそれではなぜ自己免疫疾患の症状はどうして起こるのかを彼らに教えてあげたくてこの症例報告を作っているのです。嘘の自己免疫疾患の原因は其れはherpesだ!!!herpesを細胞の中にherpesの遺伝子を環状状態にしてやれば共存できるのだ。と言ってやりたいのです。

更に標準医学と言われる間違い医学ではシェーグレン症候群は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど他の膠原病の合併が見られない「一次性シェーグレン症候群」と、他の膠原病に合併する「二次性シェーグレン症候群」に分けられます。とまで愚かな文章を付け加えています。膠原病の合併が見られない「一次性シェーグレン症候群」の正しい説明は膠原病は自己免疫疾患の別称であってヘルペスが原因の病気ですからシェーグレンを膠原病と呼ぶべきではありません。つぎに一次性シェーグレン症候群の一次性は涙腺、唾液腺をはじめとする全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こり、外分泌腺が破壊されてドライアイやドライマウスなどの乾燥症状が出現する病気だけにとどまるという意味ですからherpesが感染して症状が外分泌戦だけにとどまっていますよということです。決して外分泌戦だけを自己の免疫が過剰に攻撃しているのではないことに世界中の賢すぎるけれども自分の愚か差に気が付かないナルシスとである医者達は自分の間違いに気が付いていないのです。次の間違いは他の膠原病に合併する「二次性シェーグレン症候群」にあります。他の膠原病に合併するのという言葉が間違っています。膠原病はherpesが原因ですからherpesが外分泌腺に感染して更に他の細胞に感染したからと言って合併症と言えますか?

そもそも合併症とは、まず何らかの疾患になり更にその病気が原因となって発症する別の病気か、 もしくは、元のびょうきの手術や検査したことが原因となって起こる病気を合併症と定義されるのでherpesが原因の病気がherpesで新たなる病気が出ても合併症であるとは言えないのです。以上の説明で二次性シェーグレンの言葉が何の意味をも持たないのがお分かりになるでしょう。

この患者さんは、平成23年の末に指を打撲され、痛みがなかなか治らないので、平成24年3月に整形外科を受診されました。レントゲン検査では異常はありませんでしたが、膠原病でリウマチの疑いがあると診断され、血液検査の結果、リウマチ反応が陽性となりました。リウマチ反応が陽性であろうがなかろうが意味のない検査です。何故ならばリウマチという病気はないのですから。それまで病気とは無縁であり、しかもリウマチは高齢者のかかる病気だと思っておられたので大変ショックを受けられました。何かの間違いと思い、その当日に精密検査を受けに大学病院へ行って再び血液検査を受けられました。結果が出るまでの間に、リウマチや膠原病についてインターネットで調べると、どの情報を見ても自己の免疫が自分の組織を破壊するという自己免疫疾患で、抗リウマチ薬のステロイドによる治療が効果的だが、原因不明のため根本的な治療法は存在しないと明記されており、今までにない恐怖を感じられました。現代の病気は化学物質をIgEかIgGと、herpesと戦う病気しかありませんから。化学物質をIgEと戦うとアレルギーとなり、化学物質をIgGと、herpesと二つの敵と戦うと戦うと膠原病つまり自己免疫疾患となるだけですから。原因不明のため根本的な治療法は存在しないという病気は何もありませんと明記されているのはすべて間違いです。漢方煎じ薬と抗herpes剤ですべて自分の免疫で治せます。

1週間後、検査の結果、シェーグレン症候群と診断されました。RF定量は139と高いが、その他のリウマチに関する値は全て基準範囲内で、シェーグレン症候群を示す抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体が陽性とのことでした。医師は、シェーグレン症候群は膠原病の一種で治療法はなく、体質だと考えるしかないと宣告しました。しかしこの患者さんには、目や口の渇きといったシェーグレンの主症状がほとんどなく、主に関節の痛みでした。手足の指、股関節、膝、手足首の関節痛で長時間歩くことや瓶の蓋を空けるのが辛くなり、痛みを我慢しながら洗濯バサミを留めていました。医師は、シェーグレン症候群にも関節痛の症状があり、リウマチを発症する可能性もあると言い、定期的に採血をして様子を見ることになりました。左の腰痛も頻繁に起こっていたため、腰椎のMRIを撮りましたが異常はありませんでした。

抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体 も自己免疫抗体ではないのです。抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体は共に非ヒストン核蛋白抗体のひとつであり,シェーグレン症候群と密接に関連しているといわれていますがいずれもいかなる抗体でも作れるBリンパ球が生まれつき自然に作れる自然IgM抗体であって自己免疫疾患を診断できる抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体自己免疫抗体ではないのです。だって自己免疫疾患はそんざいしないので自己免疫抗体は存在しないのです。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎、混合性結合組織病、全身性進行性強皮症(PSS) SLE患者血清からもさらに他のあらゆる膠原病からも検出されるのは、Bリンパ球が生まれつき自然に作れる自然IgM抗体に過ぎないのです。

近年、異常なアポトーシス、サイトカインバランスとToll様受容体の活性化、小血管周囲のリンパ球浸潤がシェーグレン症候群の症状発現前に既に局所組織に存在していることが報告され病変組織において認められ、かつ全身性に認められる多彩な自己抗体産生とポリクローナルな高ガンマグロブリン血症といったシェーグレン症候群の病態にはB細胞の活性化が関連しているとされ、こういった全身所見を認める場合悪性リンパ腫発現のリスクが高まるとされているのはherpesとの戦いが始まりかつ様々な細胞に増えたherpesが感染して免疫との戦いも激しくなってかつ増えたherpesがリンパ球に感染してリンパ球の遺伝子に入り込んで遺伝子を変異させて悪性リンパ腫に癌化させてしまうからです。

徐々にシェーグレン症候群の組織学的病態の理解はすすんでいるが、外分泌腺細胞に対する免役細胞浸潤や抗Ro/SS-A抗体や抗La/SS-B抗体、リウマトイド因子などの多彩な偽の自己抗体産生が病態形成にどのような役割を担っているのかは未だ完全には解明されていないのはherpesが外分泌戦に感染して分泌液が出なくなって乾燥がひどくなるからであることを世界中の医者が誰も気が付いていないからです。

何か治す方法はないかと、インターネットで検索をしていたところ、当院のホームページを発見されました。患者さんは、趣味でハーブセラピストの勉強をされており、東洋医学をはじめとする代替療法に大変関心があったそうで、私の論文や、当時掲載されていた手記を読まれました。膠原病の原因は化学物質であり、かつherpesであり決して原因不明ではないことに納得されました。患者さんの関節の症状は、生活に支障をきたすほど重篤ではなく、日によって症状が軽い日もあったため、関節痛と付き合いながらしばらく様子を見ておられました。

ところが1年後の平成25年 3月、仕事がハードで寝不足続きだったせいもあるのか、ある日の朝全身の関節が痛み、起き上がれなくなりました。なんとか体を起こしても、膝と足首が痛く立ち上がるのも困難な状態になりました。歩くと足の裏や指の付け根に激痛がはしり、腕もあまり上がらず、グーも握れないほど手の指の全ての関節が痛み、今までに体験していないような痛みに、とうとうリウマチを発症したのだと思われました。3日間はほとんど痛みが治まらず、4日目から少しずつ軽くなりはじめたので、血液検査に何とか歩いて行くことができましたが、検査結果は変化なし。医師にその状態を話すと、この病気は無理するとダメだと言うだけでした。関節の細胞にもヘルペスが感染し始め、かつ関節は支持組織ですから蛋白の多いコラーゲンやプロテオグリカンなどの蛋白成分の多い膠原繊維と結合した化学物質複合体が集まり沈着してIgG抗体との戦いも始まりだしたのです。

すぐに以前から気になっていた当院に初診でこられました。診察室で話をすると、子どもの頃アトピーでステロイド剤を塗っていたことや、頻繁に腰痛、頭痛、顎関節症があるとわかりました。採血の結果は、シェーグレンが陽性、ヘルペスもEIA価32.1(+)でした。リウマチの漢方煎じ薬と漢方風呂、さらに抗ヘルペス剤を1日4回処方しました。また、この患者さんは勝ち気で妥協できない性格だということはすぐにわかったので、ストレスをかけないようにおおらかな気持ちになれるよう努力しなさいと指導しました。

3ヶ月ほど漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を服用した結果、腰痛、頭痛の痛みがなくなりました。また関節痛もほとんど消失しました。そのかわりに背中や腰のアトピーが酷くなりました。続けて漢方煎じ薬と漢方風呂に加えて鍼灸をしてもらい、徐々にアトピーの症状も良くなってきました。腰痛も、頭痛も膠原病のすべてが原因はherpesと化学物質なのです。

現在は完治され通院されておりません。

症例報告4例目の研究報告

治した病名:1)シェーグレン症候群、2)リウマチ、3)脱毛、4)動悸、5)食欲不振、6)不眠症、7)発熱、8)蕁麻疹

脱毛症をきっかけに膠原病と診断され、対症療法以外に方法があるか調べた結果、当院を見つけ受診し、完治された方です。

患者:当時30歳、女性

いつも思うことですが私を見つけるまで間違った免疫を抑える薬を長年服用させられ、かつ診断も間違えられ、かつ原因も全く理解していない医者達に人体と心を蹂躙されても医者を恨むこともない神のような心を持っている患者さんの忍耐力には頭が下がります。更にも何一つ文句も言わずに誰のせいにもせず免疫のリバウンドを堪え凌いで自分の運命を引き受けて最後は自分の免疫で治し切る姿に感銘を感じざるを得ません。

2012年9月、長年脱毛の症状があり、皮膚科で診てもらえることを友人から聞いて、診察を受けられました。この脱毛は、患者さんが幼い頃、水疱瘡に罹ったことがあり、アレルギー症状で毎日のように蕁麻疹が出ていたため、ステロイド剤を塗って症状を抑えていたそうです。中学生の頃にはアレルギーはまったく出なくなり、今度は脱毛が始まりました。ステロイドで免疫も抑えられた上に、日々のストレスによって、いつしか免疫がIgE抗体からIgG抗体へ逆クラススイッチしてしまったようです。体にストレスがかかると、それに耐えるために副腎皮質からステロイドホルモンを作ってしまうのです。脱毛は毛根の細胞と毛根のそばにあるメラニン色素細胞に感染したherpesがこれらの細胞を崩壊させたからです。

蕁麻疹は化学物質をIgEで戦う部位が皮膚の真皮であるときに見られ、皮膚の表皮で戦うとアトピーになるのです。どんな蕁麻疹もステロイドを用いなければ数時間からに三日で自然に消えてしまいます。普通の医者はすぐに何でもステロイドを使いたがりますが間違いです。

さらに、高校生の時、自転車に乗ったまま車にはねられ、左の前頭部を地面に打ちつけてしまいました。前頭部を地面に打ちつけるとその部位にストレスがかかりその部位の免疫も落ちて同じ部位の皮膚からherpesが感染してしまうと頭蓋の外の痛覚神経にも感染してしまい免疫が上がるときに頭痛が生じます。頭痛は脳内で起こるものではなく頭の外で起こるのを脳は感じるだけです。それ以降、天気が悪い日など頭痛が頻繁に起こり、その度に頭痛薬を飲んでいました。天気が悪い日こそ免疫が上がることを知ってください。しかも免疫が上がるときに様々な症状が出ることも知っておいてください。頭痛が起こると、痛みは左顔面、左肩にまで及びました。免疫がヘルペスを排除しようと攻撃していたところへ、痛み止めを飲んで免疫の働きを抑えてしまっていたので、ここぞとばかりにヘルペスが増殖したのは言うまでもありません。

また、大学生のころから頻繁に過呼吸が起こるようになり、大学卒業後から精神安定剤を服用していた時期がありました。

過呼吸とは何でしょうか?心に抱えている不安や恐怖、緊張など精神的なストレスが引き金で起こります。過呼吸(Hyperpnea)とは、必要以上に酸素を吸い込む呼吸活動をおこない、その結果、動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下し1回で吸い込む換気量が増大する。初期状態は低酸素症と似ており、程度が強くなると手足や唇の痺れや呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたす。

安定剤を飲むようになって食欲がなくなり、体重が激減されました。しかし、次第に薬を飲むことに違和感を覚え始めました。「このまま薬を飲み続けたら、体にとって良くないのではないか。」「安定剤で一時的に過呼吸は治まったとしても、根本的なことは解決しない」と感じるようになり、患者さんは安定剤を飲むのを止めました。止めた後は食べることでストレス発散し今度は激増してしまいましたが、それでも年々、少しずつ過呼吸の起こる頻度が減っていき、薬を止めてから約5年後には過呼吸の症状は全く起こっていないそうです。

皮膚科にて血液検査を受けると、膠原病の疑いがあると診断され、再検査を受けました。その結果を待つ間に、皮膚科の医師に市販の某発毛剤を使うよう言われ、使用されていましたが、使い始めてから発熱を起こされました。膠原病の疑いがある患者さんに皮膚科医はなぜそのような指示をしたのか理解に苦しみます。使用はすぐに中止となりましたが、日が経っても熱は一向に下がらず、それに加え、激しい動悸も始まりました。動悸は昼夜問わず、安静にしていても、まるで走った後のように一日中治まりませんでした。次第に胸は痛み、体に力が入らず、息も上がり、歩くのもやっとの状態になってしまいました。近くの内科で診てもらったそうですが、「動悸は精神的なものだ」と言われ、さらに「風邪かもしれない」と抗生物質と解熱剤を処方されたそうです。動悸は精神的なストレスが蓄積する間にherpesが交感神経に感染して起こったのです。

皮膚科の検査結果が出たため、患者さんが聞きに行くと、膠原病のシェーグレン症候群であると言われました。「目や喉は頻繁に渇いていますか。関節で痛いところはありませんか。」と聞かれました。喉は頻繁に渇くため、水が欠かせず、目の渇きについては以前眼科でドライアイだと診断されていたことを伝えました。また、肩にも数年前から痛みを抱えていましたのでリウマチの可能性があると皮膚科医に言われました。皮膚科医は、「膠原病は自分の免疫が自分自身の細胞を攻撃し傷つける自己免疫疾患であり、難病で一生治らない」と患者さんに説明を始めました。しかしそれは間違いです。膠原病は自己免疫疾患ではなく、化学物質とherpesとが免疫の戦いを始めることのよって起こる体の炎症なのです。

皮膚科医に患者さんが症状を訴えると、健康状態があまりにも悪化していたので、驚いて「膠原病が急に悪化したとは考えにくいので違う病気だ」と言い始めました。そして、大きい病院の循環器科を紹介されました。そこからは病院のたらい回しでした。その日の夜に夜間診療所で心電図を撮られましたが異常は見られませんでした。別の大きい病院ではレントゲンも撮りましたがこちらも異常ありませんでした。すると、循環器科の医師に「レントゲンも心電図も異常ないから、膠原病の症状でしょう。何でここに来たの。」と笑いながら言われた始末です。今度は、膠原病の専門医がいる病院を紹介されましたが、診てもらえるのが一週間先とのことでした。動悸と熱で食欲もなく、夜もろくに眠れていない日が続いていたため、すぐ診てもらえる膠原病科のある病院を見つけて翌日行くことにしました。発熱はherpesによるものですが普通はherpesが原因で熱が出るのは少ないのですがこの患者さんは自分の出すステロイドで免疫が長期にわたってひどく落とされていたのでherpesは細胞の中でものすごい勢いで増え続けて細胞外に出てしまうherpesのビリオンも多かったのでマクロファージに貪食されマクロファージが出す内因性の発熱物質であるTNFやIL‐1やIL‐2が極めて高くなっていたのです。しかし、その日の深夜にふと思い立ち、膠原病のことをあれこれと調べていくうちに、当院のホームページへ辿り着いたそうです。松本理論を読み、膠原病の真実を知り、その理論に衝撃を受けたとともに、患者さん自身に起こった過去の出来事と照らし合わせて、深く納得されたとのことでした。

患者さんはこれまでに免疫を落とす行動をどれほどしてきたのかと愕然とされたそうです。免疫がヘルペスと戦ってくれていた結果、症状として現れていたのに、免疫を抑える薬を飲んで、一時的に症状は治まったとしても、病気の根源であるヘルペスは逆に増えていくばかりです。患者さんは頭痛薬や風邪薬などで病気を治すものだと思っていたので、まさに青天の霹靂だったのです。病気を治そうとしていたのは他でもない、自分の免疫が症状を出しながら頑張っていたのに頑張るな、頑張るなという薬を医者に飲まされ続けていたので病気は治るどころか新たなる病気を作っていただけなのです。この真実を世界に伝えるために76歳の老体に鞭打って頑張っているのですが敵が多すぎます。

そして、翌日患者さんはすぐさま母親に支えられながら新幹線に飛び乗り、大阪へ向かったのです。患者さんは運よく膠原病の治療にステロイドなどの免疫抑制剤を使わずに当院で漢方治療を始めることができました。

院内は漢方の独特な匂いが充満していますが、患者さんにとって落ち着く空間だったようです。私は患者さんに「優しい人がこの病気になるんや。心をもっと強く持たんとあかんで~。」「この世に治らない病気はない!治してあげるからね!」患者さんに伝え、帰り際に力強く握手をかわしました。患者さんはすーっと気持ちが楽になったような感じがしたと後に言っていました。漢方薬2種類(牛蒡ごん連湯,補中益気湯)を2番煎じまで飲み、抗ヘルペス剤(アシクロビル)を飲み、週に2日は漢方風呂に入り、毎日お灸をするように指導しました。診察が終り、人生初の鍼灸治療で痛そうなイメージを持っていたため緊張されていましたが、痛みもなく、施術後は全身がポカポカと温まり気持ちよくなったようです。さらに酷かった動悸が少し治まり、大変驚愕されました。

処方:漢方薬2種類(牛蒡ごん連湯,補中益気湯)、抗ヘルペス剤(アシクロビル)、漢方風呂、お灸。

2012年10月、当院での治療を開始して少しずつ体の調子は良くなっていきました。食欲も戻り、熱も下がりました。調子が悪いときは、免疫が必死に戦ってくれている証拠だとわかっているので、患者さんは免疫を応援する気持ちで安静に過ごしていたそうです。そして、何よりご家族の方がずっと看病し、支えてくれていたからこそ、患者さんは回復することが出来たのです。重症患者さんは一人でリバウンドを乗り越えることは非常に厳しいのです。重症であればあるほど家族の手助けは絶対に必要です。

2013年6月から蕁麻疹が出できました。その後ごくたまにしか蕁麻疹は出ていませんでしたが、2014年2月頃は毎日のようにかゆみを発症していました。少しずつIgG抗体からIgE抗体へクラススイッチしているようです。過去にステロイドをどれくらい使用していたかや自分のステロイドを出し続けてきたかにもよりますが、一気に激しいリバウンドを起こす人もいれば、患者さんのように少しずつしか変化しない人もいます。いつどのようにリバウンドするのかは、体の免疫にしかわからないのです。

治療を続けて、喉の渇きは水を飲んでもすぐ渇くという状態はなくなり、ほぼ気にならなくなりました。眼科の診察では、目は一定量の水分が潤っていてドライアイではないという結果でした。血液検査では蛋白分画γ‐Gは正常値になりましたが、まだシェーグレンの値を表す抗SS-A/Ro抗体は陽性で高いままです。IgG抗体が作られなくなり数値が下がるのは時間の問題だと思われます。抗SS-A/Ro抗体は陽性で高かろうが低かろうがどうでもいいことなのです。何故ならばこのような自己抗体は初めに説明したように嘘の偽のインチキ自己抗体ですから何も気にしなくてもよいのです。

また時々、ストレスが体にかかった後日、頭痛や動悸が起こります。それは、ストレスが去り、その後に回復した免疫がヘルペスを見つけ出して戦いを始めるので、症状が出現するのです。休日や夜に免疫が上がって頭痛が起こることが多かったようですが、抗ヘルペス剤を飲んで、漢方煎じ薬を飲み、睡眠をたっぷりとって免疫の味方をするとすぐに良くなりました。

心身ともに自分を大事にすることが重要です。ですが、免疫はヘルペスを殺しきることができないので、ヘルペスとの戦いは免疫を抑える限り永遠に終わりません。なぜなら、ヘルペスは免疫が強くなればなるほど、神経の奥深くに退却をはじめて、ひっそりとあらゆる神経の神経節や神経根に身を潜めるからです。免疫は神経節に潜んだヘルペスに手が出せなくなるのですが、このherpesの潜伏感染の状態を死ぬまで続ければherpesと共存していることになるのでこれが人間にとっては最善のherpesを封じ込める唯一の道となります。このようにherpesを封じ込めるために何が一番大切であるかというと免疫を抑えないことです。もっとはっきり言うと医者に免役を抑える薬を出させないことです。もっとはっきり言うと免疫を抑える医者に診察をしてもらわないことです。しかし免疫を抑える医者に患者さんがいかなくなると医薬業界はどうなるでしょうか?

そして患者さんは今回の膠原病を機に、かねてからの夢だった絵の道に進むため、学校に入学することができました。こうして元気に日常生活を送れるようになったことが一番の成果です。また髪の毛を生やす漢方を飲んで髪の毛を増やしました。

しかし条件が二つあります。男性ホルモンを出し過ぎないこととストレスをかけ過ぎないことです。遺伝子的な若禿は無理です。

脱毛の根本的な要因はストレスなのです。女性は女性ホルモンが出ている限り、薄毛になることはないのです。女性ホルモンは毛髪を守る成分とかかわりがありますがそのメカニズムについてはまだ誰も答えを出していませんが近いうちに私が出してあげます。乞うご期待!女性ホルモンは、二種類あり女性らしい体つきなどへの影響が大きい卵胞ホルモン(エストロゲン)と女性の生理や妊娠を起こし、妊娠を維持するのに重要な役割を果たす黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。この女性ホルモンは男性ホルモンの原料になります。さらに女性ホルモンのプロゲステロンは代謝されてステロイドを作り、免疫を低下させてしまうのですが、詳しくは私の論文「なぜ女性ホルモンは免疫を抑えるのか」を読んでください。

妊娠中、胎盤から作られていたプロゲステロンが出産で胎盤が排出され胎盤がなくなるのでプロゲステロンも作れなくなりステロイドホルモンも急激に減ってしまうので免疫も急激に回復し出すと化学物質と戦うIgGも作られやすくなるうえにherpesと戦うもキラーT細胞もふえて偽の自己免疫疾患になりやすくなるのです。

今ではシェーグレン症候群の症状は完治され、ストレス発散に暴食せず、何でも美味しく食べ、あまり我慢して自分をいじめず、自分を愛し大事にして1日を気軽に過ごされています。当院にももう通院されておりません。

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