B型慢性肝炎 自己免疫性肝炎

自己免疫性肝炎・B型慢性肝炎完治の症例集(コメントなし)更新2021.12.15

投稿日:2021年12月15日 更新日:

自己免疫性肝炎・B型慢性肝炎の完治症例集について詳しい詳しい説明をしたので是非是非読んでください!!

症例報告1例目

病名:自己免疫性肝炎

自己免疫性肝炎と診断されてすぐに当院を受診され、肝機能数値が正常に戻りました。

患者:当時44歳、女性

2014年10月、患者さんの職場の健康診断で肝機能の数値が基準値を超えているという結果が出て、すぐ近所の病院で再検査を受けたところ、抗核抗体の数値も高値であることが分かり、また別の大病院で検査を受けられました。そして「自己免疫性肝炎」の疑いがあると診断されたのです。

初めて聞く病気で不安になり、インターネットで検索したところ、さらに不安になるものばかりで大変ショックを受けられました。膠原病の一種で難病であり、治療方法はステロイド剤を服用と知りました。他所の病院で闘病中の人の闘病日記を読み漁って得た情報は、気の重くなるような副作用との戦いが記載されていました。闘病日記で記載されていた副作用は、ムーンフェイス、肥満、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症などだったそうです。憂鬱の気分のまま最後に受診した大きな病院で肝生検を受け、とうとう自己免疫性肝炎の病名で確定されました。しかしすぐにステロイド剤の内服薬は出ず、同時に分かったNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の治療も兼ねて食事と運動療法のみで様子を見ることとなりました。

ステロイド剤は飲みたくないが、いずれ飲まなければならないのかと不安と辛い辛い堂々巡りの日々でした。そして程なくして当院のホームページとの出会いがありました。不安に押しつぶされそうだった患者さんは、病名は違うものの当時はまだ掲載されていた患者さんの手記に記されたいろんな患者さんの喜びに満ち溢れた報告を患者さんは涙を流しながら何度も読み返したそうです。電話で治療をしてもらえるか問い合わせがあったので私は治療できるとしっかり伝え、患者さんはご家族と一緒に当院に来院されてきました。

患者さんは当院に入った瞬間に独特の漢方煎じ薬の匂いに懐かしいような心地よさを感じてリラックスできたと後に患者さんに言われました。診察では、今までの検査結果や、当院のホームページで免疫力についはまだ勉強中である事などを患者さんが夢中で説明されていました。患者さん曰く、私がパワフルでとても温かく、拙い話を優しい笑顔で聞いてもらい、そして「僕が治してあげる」と握手してもらったことが、涙がこぼれてしまうほど、本当に嬉しかったそうです。

漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤、お灸、糖質制限の食事と運動を心掛けてもらうように指導し、1年後には肝機能の数値が正常値になり無事完治されました。先生のおかげだと言われましたが、「僕じゃないよ、あなたの免疫力が治したんだよ」と繰り返し言い続きました。今では当院に通われておりません。

症例報告2例目

病名:自己免疫性肝炎、蕁麻疹、過食症。

病院を転々とされ、ステロイド剤を一切使わない食事療法を行うも、急激に体調が悪化されていたところに当院を紹介され受診された方です。

患者:当時40歳、女性

患者さんが身体の不調を感じたのは、1994年の初産後のことでした。40℃を越す高熱、頭痛、全身に広がる凄まじい蕁麻疹に苦しめられました。アルコールも殆んど摂らないのに、肝機能が悪く、突然顔に吹き出物が広がりました。しかしどの病院でも原因不明と言われ、特に皮膚科では、「蕁麻疹は、殆んど原因がわからないものです。」と、あたかも当然のように言われるのが常でした。そして、出た症状を抑える薬を出されるだけだったそうです。

患者さんは素人ながらも、これらの症状は身体内部の深刻な変化を知らせるサインなのではと感じ、対処療法では何の解決にもならないどころか、薬によって身体の中を汚していくような気がし、患者さん判断で鎮痛剤や痒み止めはほとんど使用しなくなりました。

2000年も終わる頃、何日も続く微熱とだるさにどうせわからないと言われると思いながらも行った病院で「自己免疫性肝炎」と診断されました。抗核抗体の基準値の数千倍あったそうです。医者は続いて「くわしく調べるには、肝細胞を取らなければいけません。ステロイド療法になりますけど、副作用があってもしますか?」と告げました。患者さんは仰天しました。病名も初耳ながら、ステロイドの副作用といわれても見当もつかなかったからです。ただムーンフェイスになるというのはどこかで読んだ記憶があったため、副作用とは具体的にどんなものかと医者に聞きましたが「太ったり、いろいろです。」と、いささか面倒くさそうに答えるのみだったそうです。「副作用に堪えて、治療すれば、完治しますか?」と聞くも、これもあっさり「しませんよ。」と言われました。この病院には二度と来るまいと決められました。

インターネットで調べたステロイド剤の副作用のあまりの多さと深刻さに驚き、改めてちゃんと説明をしなかった医者の対応に腹を立てました。対処療法でよしとする西洋医学に不信感を抱いた患者さんは、ある本で知った当院とは別の診療所に行くことにしました。

その診療所は徹底した食事療法を行っているところでした。大量の水と、自然塩、紅花油、青菜、1日100gのみの蛋白質だけを摂取し、最低2時間歩くことを厳命されたそうです。それは想像以上に過酷なものでした。食べられないストレスと、診療所科通いと、歩くことに時間をとられ、仕事は滞り、日常生活に支障をきたしました。急激に痩せたため、寒気がとれず、蒼い顔をして、大量の水や塩のためむくんだ脚をひきずるように歩いておられました。もはや身体を治そうとしているのか、虐めているのか分からなくなりました。

何とか肝機能は落ち着きましたが、時々顔が真っ赤になり、そんなときは、数日して治まるまで人前にも出られない状態だったそうです。膠原病特有の蝶形紅斑とも違い訳がわかりませんでした。食事が解禁された途端、反動で過食症のようになってしまい、まともな精神状態ではなくなりました。普通に生活できない治療は、本末転倒でした。

そんな時、人から当院を紹介されたのです。私の提唱する「後天的免疫寛容」は、患者さんにとって目から鱗だったそうです。患者さんが行った食事療法もそうですが、「悪いものを身体にいれなきゃいい」という考えは、「それはそうかも知れないが、そんなことできるか」と患者さんは薄々感じていたのです。食べ物や洗剤を自然のものに変えたら、と勧められたりもしたのですが、この時代に、この国で、そんなことは徹底できないと、患者さんは思ったものです。そんな患者さんにとって松本理論は渡りに船でした。

処方:漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤、塗り薬の紫雲膏、お灸、漢方風呂。

当院で治療を続けて、どの医者も下がったりはしないと言われた抗核抗体が下がり始め患者さんは驚愕しました。2003年には2560だった数値が、2005年には320になっていました。蕁麻疹などの症状もなくなり、人目をはばかるような発疹や吹き出物はなくなり完治されました。健康的に過ごすことを心がけながら、普通に暮らすことができています。この方も現在、当院に通っておりません。

症例報告3例目

病名:B型慢性肝炎、突発性難聴、

治療法がなく将来を悲観されていましたが、当院を受診して完治されました。

患者:当時65歳、男性

1990年頃、たまたま通勤途中の当院の看板を見て漢方治療と書いているのを見つけ受診されました。当時患者さんは難治性のB型慢性肝炎に罹患され、入退院を繰り返していました。根本的な治療法がなく将来を悲観されていました。患者さんは直感的に病気が良くなると思い、処方した漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤(アシクロビル)を飲み始めました。その結果、徐々に体調が良くなり免疫が上がり、7年後にHBs抗原、HBe抗原とも陰性になり、肝臓の画像診断も全く問題なく完治に至りました。治療期間は長期でしたが、漢方煎じ薬の効果は絶大でした。患者さんの会社の産業医もこれはレアケースだと驚いていたそうです。

その後、2010年と2017年の4月に右耳にヘルペスウイルスによる突発性難聴が発生しました。いずれも抗ヘルペス剤(アシクロビル)と漢方煎じ薬を3日ほど服用して症状がなくなりました。それと同時に右肩の慢性的な痛みが半減しました。今も普通の生活を送っており、当院には通院されておりません。

処方:難聴に効く漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤1日12錠。

症例報告4例目

病名:B型慢性活動性肝炎、

かなり進行していた病状が、当院で治療を受けて改善されました。

患者:当時30歳、男性

1981年、会社の定期健康診断でGOT、GPTが高く肝機能障害の疑いがあるとの指摘があり、後日さっそく血液検査とRI(ラジオアイソトープ)による画像診断を行いました。RI検査の後、検査医がRIの写真を見て「なんだ、これはひどいな!」と吐き捨てるような感じで患者さんに言いました。患者さんは検査医の無神経さに腹を立てながらも、今自分の体が大変なことになっていると思い、翌日すぐに会社の産業医に検査結果を確認したところ、B型の活動型慢性肝炎でかなり進行した状態であるとの説明を受けました。

今後の対応について産業医に質問されましたが、慢性肝炎の根本的な治療法はなく、対症療法的な治療法しかないため、これからは高蛋白質を取り、仕事も無理をせず極力安静を保つ生活をするようにというアドバイスしかされず、それまで特に目立った自覚症状もなく患者さん自身は健康体だと思っていたため、まさに青天の霹靂でした。

それからは精神的なショックからか徐々に徐々に体調が悪化していき、常に体にだるさを感じるようになり、そして風邪をひいてしまったことがきっかけで肝炎の急性増悪で3ヶ月入院されました。

さらに2年後にまた急性増悪で3ヶ月間の入院をすることになり、退院された後は、これからも入退院を繰り返し肝硬変になるのかと暗い気持ちになってしまいました。それでも何とかして肝炎を治さなければと思い、色々な民間療法や市販の漢方エキス製剤などを試されましたが、効果はありませんでした。

ある日、通勤途中で当院の看板が目に入り、漢方治療と書いてあったため、試しに受診されたとのことです。私は漢方治療や抗ヘルペス剤や病気の原因などについて詳しく詳しく説明をし、患者さんは治療を続けることになりました。

処方:漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤、お灸。

最初の頃はGOT、GPTなどの肝機能の数値が安定せず、半信半疑だったようですが、徐々に倦怠感が無くなっていき、それまでよく風邪を引いていたのがあまり引かなくなり、患者さんも自身の免疫が上がって来ていることが実感できたとのことです。

治療開始から2年目、肝機能の数値が正常値の範囲内で安定するようになり、現在に至るまで肝機能数値の変動はまったく見られず、超音波検査の所見でも特に異常は認められませんでした。

また、蕁麻疹や過敏性腸炎を起こしましたが、漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し、それらも完治されました。

現在も普通の生活を送れるようになり、当院には通院されておりません。

自己免疫性肝炎・B型慢性肝炎の完治症例集について詳しい詳しい説明をしたので是非是非読んでください!!

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