症例報告15例目
病名: 気管支喘息、 アトピー性皮膚炎、 蕁麻疹
治ったと見せかける治療から、本当の意味の完治へ。
患者:当時3歳、男性
この患者さんのお母様は、当院に来られるまでに、色々な病院に通院され、免疫を抑える治療をされてこられました。生まれて間もなく全身に湿疹ができ、当初出産した産婦人科で「石鹸で良く洗えば良くなるから」と言われたためできる限り清潔にしていたそうですがそれでも治らなかったため、近所の小児科を受診されました。しかしステロイドの入った軟膏を出されお母さんは戸惑いながらも小児科の担当医の言うとおりに顔や体に塗っていきました。
小児科での処方:ステロイド軟膏
生後9か月のときに再び蕁麻疹が出現し、すぐ名古屋三菱病院に受診されました。即ステロイド点滴を行い入院となりました。また、その後少し蕁麻疹が出ただけでも、リンデロンを飲むように指導されました。その後もまだ1歳にも満たないのに毎月血液検査を受け、発熱しただけでレントゲンを撮られたそうです。蕁麻疹ほど簡単に治る皮膚病はありません。
じんましん(蕁麻疹)とは、皮膚の一部が突然、蚊に刺されたように盛り上がり、短時間で跡を残さず消えてしまう皮膚の病気です。赤みや強いかゆみを伴いますが、たいていは数十分~1日以内に治まります。蕁麻疹もアトピーと同じアレルギーで原因は化学物質です。しかし闘う皮膚の深さがことなります。アトピーは浅い表皮で、蕁麻疹は表皮の下の深い真皮で免疫が化学物質と戦います。しかし表皮と真皮の間に頑丈な基底層があるので蕁麻疹では化学物質を真皮を破って排除できなくて放置しておけば真皮は血管が多いので血液に吸収されて処理されてしまうので簡単にアレルギー反応は終わってしまうのです。
名古屋三菱病院での処方:ステロイド点滴、リンデロン内服
そして2歳の誕生日を迎えた数日後、初めて喘息の発作が出現されました。咳き込むというよりも肩で息をするように息苦しそうに呼吸をしていたとのことです。それから約1カ月間、数々の小児科と名古屋市立大学病院、中京病院を受診されましたが、処方される薬は大体同じで、発作が起きたときは吸入をして、良くならなければステロイド点滴を受けるのを繰り返されました。そんな時にインターネットで当院を知り、近場ではなかったもののすぐに息子さんを連れて当院を受診することを決めました。リンデロンは免疫を抑制する作用が最も強いので蕁麻疹で絶対に使うべきではないのです。何故ならば先ほど説明したように間違った蕁麻疹のステロイド治療でアレルゲンが血液に吸収されて人体のあらゆる器官にばらまかれると気管支で喘息が起こることもあるのです。私は何回もそのような患者さんを見たことがあります。もちろんすべてのアレルギーを治してあげました。
よく使われるステロイドの入っている軟膏や点眼薬や点鼻薬の免疫抑制の強さのランクを下に掲載します。 力価とは薬の免疫抑制の強さを表します。
ステロイドの種類(ヒドロコルチゾンの力価を1とする)
その後通院した医療機関での処方:頓服用吸入、ステロイド点滴
当院を受診して漢方を飲み始めると、一度ひどい発作を起こした時以外は、一度も他の病院へ行かず、ステロイド等を使用せずに済んでいます。徐々に発作の回数は減少し、しんどさも楽になっています。完治して受診は終わりました。
発作が起きた回数
2010年
11月:7回
12月:14回
2011年
1月:14回(一度ひどい発作が起きたので中京病院で吸引をした)
2月:8回
3月:6回
4月:3回
5月:5回
6月:1回
7月:0回
8月:1回
9月:2回
10月:2回(2回とも軽い発作が1週間ほど続いた)
11月:1回(軽い発作が1週間ほど続いた)
12月:2回
2012年
1月:2回(1回目は軽い発作が1週間ほど続いた)
2月:2回(1回目は軽い発作が1週間ほど続いた)
3月:0回
4月:1回
5月:1回
6月:0回(熱が出た日もあったが、発作は起こらなかった)
7月:3回
8月:0回(熱が出て痰が絡むような咳が出たが、呼吸困難にはならなかった)
当院での処方:喘息の漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤(顆粒)
症例報告16例目
病名:気管支喘息、アトピー性皮膚炎
お母さんが以前アトピーになりステロイドを塗ってはいけないと身に染みてわかっていても、苦しんでいる息子さんにステロイド吸入を使ってしまった方の完治への症例報告です。
患者:当時8歳、男性(5歳〜8歳まで当院で治療されました。)
ステロイドは現代病の二つの原因である化学物質とヘルペスが起こすすべてのアレルギーと自己免疫疾患をはじめとする難病は見かけはよくしますが原因となる化学物質とヘルペスは何倍にも体内に蓄積してしまうことを忘れてはなりません。
この患者さんは、2歳半頃、風邪をきっかけに、ヒューヒュー、ゼーゼーと喘息の症状が出現し、息が苦しくなり始めました。小児科を受診し、キプレスを就寝前に1回、30日分処方されます。この薬を毎日飲み続けて大丈夫なのか、一体いつまで飲み続けるのだろうかと不安になりながらも他に治療法がないと思い続けてきました。風邪をひくたびに咳の症状がひどくなり、パルミコートを処方されます。この頃、肌がガサガサしてアトピーも出現しました。
小児科での処方:キプレス、パルミコート
パルミコートは一般名ブデソニドでブデソニド(英:Budesonide)は糖質コルチコイドであり、ステロイド系抗炎症薬の一種である吸入ステロイド薬です。ロイコトリエン(leukotriene略してLT)とは、ケミカルメディエーターである生理活性物質であり活性化し、血管拡張作用、血管透過性の亢進などを担います。 ロイコトリエン は 、LTA4、LTB4、LTC4、LTD4、LTE4など、代謝活性の段階によって種々の生理活性物質となり気管支平滑筋収縮作用を持つLTC4、LTD4、LTE4はシステイニルロイコトリエンと総称されます。このシステイニルロイコトリエンの作用を遮断する抗ロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)は、気管支喘息の長期管理薬として使用される。ロイコトリエン受容体に作用することで気管支収縮作用を抑えて気管支拡張や、好中球の走化性を抑えて慢性的な炎症反応を抑制するのです。
4歳の時に東京に引っ越しをされましたが、急激に喘息の症状がひどくなり、小児科を受診されました。1日3回吸入しないと肺炎になると言われ(ステロイドをのまされるから肺炎になるのにこの医者は反対のことを言っていますね。)ホクナリン✇、メプチン、インタール、パルミコートを処方されます。皮膚がカサカサしているところにも、ステロイドを塗るよう指示されます。あまりにもたくさんの薬が出るため、その病院をやめられました。
ホクナリンテープは一般名はツロブテロール(Tulobuterol)で、喘息、気管支炎、肺気腫等の治療に用いられる交感神経β2受容体作動薬で気管支拡張剤です。インタールは肥満細胞からの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)の放出を抑える作用 があります。パルミコート吸入液は一般名ブデソニド吸入剤でステロイド剤であることはすでに述べました。です。
小児科での処方:ホクナリンテープ、メプチン、インタール、パルミコート、ステロイド軟膏
メプチンエアーは、交感神経β2受容体作動薬で気管支拡張剤です。
次に、薬をあまり出さないと言われている別の小児科を受診されましたが、吸入、テープ、薬を全て使うように指示されました。
その後、喘息を発症してから2年後、5歳のころに当院を受診されました。実はこの患者さんのお母様も、当院の元患者さんであり、ステロイド軟膏をやめて漢方煎じ薬によってアトピーを治したことがありました。アトピーのステロイド軟膏さえ使わなければ、喘息のステロイド吸入は使っても大丈夫だと誤解されていたようです。
当院での処方:喘息の漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤(顆粒)
ステロイドを使用してきた患者さんは必ずあちこちの細胞にherpesが感染しています。どの科の医者もherpesを増やして病気を作るのに長けています。
発作はしばらく起きていなかったのでキプレスのみ服用されていましたが、キプレスを止めて翌日の明け方には、喉からヒューッと音がして、喘息の症状が出現しました。(キプレスはロイコトリエン受容体拮抗薬)動揺したお母さんは私の携帯へ連絡してき、その喘息の症状がリバウンドであることを説明しました。すると1週間たらずでその症状はなくなりました。風邪をひいてしまうと、喘息がひどくなりましたが、喘息の漢方煎じ剤を2番煎じまで飲んでもらい、さらに風邪もあるときは葛根湯を服用してもらいました。背中をさすったり、腹式呼吸をしたり、空気を入れ替えたり、咳が出て眠れないとなれば、ソファに座らせ抱っこするように眠らせたりと、色々工夫をされたようです。このような症状も4〜5日で回復しました。その後も何回か風邪をひかれましたが、少しずつ回復するまでの日数が短くなってきているようでした。
6歳の春、花粉の季節になると咳が出てきたので、漢方の粉薬を量を増やして多い目に処方しました。秋になり、また風邪をひきましたが、漢方を飲むと症状がおさまり、1日中苦しいということはなくなり、2〜3日もあれば回復しました。その間お母さんはまた息子さんが風邪を引いて、また喉からヒューヒューと音がしたあの怖い症状が襲ってきたのかと思うと心配し過ぎてイライラしたり精神的に不安定になっておりました。
7歳の春、花粉による咳が出るものの粉薬を飲めば回復しました。また、肘と肩にアトピーが出現したので、漢方の軟膏を処方し、症状はすぐに落ち着きました。秋~冬、風邪をひいて咳が出ても、ゼーゼーと喘息の症状は出なくなりました。冬にインフルエンザにかかり、久しぶりに咳は出ましたが、苦しくて夜眠れないことはありませんでした。
8歳の頃、1日4回飲んでいた漢方を2回に減らしました。さらに、1日1回にして、最終的には0回にしました。風邪をひくと久しぶりに喘息が出ましたが、漢方煎じ薬を服用し1日で回復しました。IgE抗体:331
今では喘息もアトピーの症状もなくなり完治されたため、当院へ来られていません。
症例報告17例目
病名:気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎
身も心も健康になるために当院を受診され、完治された方の症例報告です。
患者:当時32歳 男性
この患者さんは、物心ついた頃から、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎と診断され、耳鼻科や眼科に行くのが日常でした。花粉症の季節は特に症状が酷く、毎年1月下旬からゴールデンウィークが終わる頃までの半年間は、目が痒く、鼻が詰まって、息が出来ない日々だったようですが、これは体質だからと諦めていたそうです。そんな毎日を過ごされておりました。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気で季節性アレルギー性鼻炎と医学会は主張していますが大間違いです。正しくは「花粉の蛋白が運ぶ自動車排気ガス症」です。何故でしょう。人間の命を守ってくれる花粉は何億年前から存在しており18世紀の半ばからアレルギーが徐々に徐々に出始めました。何故でしょう?それは人間にとって異物となる科学物質の製造が始まったからです。この化学物質が飛躍的に多くなったのは言うまでもなく自動車の製造によるものです。それでは花粉が空気中を飛び交う季節以外にも自動車が走り回っているのにアレルギー性鼻炎が起こらないのはなぜかと疑問を思う人もいるでしょう。その疑問に答える前にアレルギーが起こるメカニズムを説明しましょう。アレルギー抗体であるIgE抗体を発見された日本人の石坂公成という素晴らしい本当の医学者のことを知っていますか?このIgE抗体が作られるポイントだけを説明しましょう。
そんな中、猫を譲り受けたことをきっかけに、息苦しさ、目の痒み、発熱などのアレルギー症状が出現しました。特に、夜間は息が出来なくなるほどの症状でした。病院で気管支喘息と診断され、吸入器のアドエアを処方されました。発作が起きては、アドエアを使用するということを繰り返されました。
病院での処方:吸入器のアドエア
数年後、突然、視界に蜃気楼のような形にならない光が現れ、起き上がれないほどの強い頭痛が始まりました。病院で偏頭痛と診断されます。この頃から患者さん判断で薬の服用を止め、食生活を見直しするも、症状は改善されませんでした。
藁をもすがる思いで、インターネットを検索し、当院を発見し受診されました。「必ず治るよ、治すのは君自身や。」患者さんと握手をすると嬉しさのあまり泣いてしまいました。喘息の漢方煎じ薬を処方すると、飲んだその日に熟睡することができました。こんなにぐっすり眠れたのは人生で初めてかもしれないとも言われました。それから2週間は、目立った発作もなく、よく眠れて、快適な状態でしたが、そのあとはリバウンドによって夜間に喘息や頭痛の症状が続きました。
当院での処方:喘息の漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤
3ヶ月で、鼻水、鼻づまり、目の痒みが少し残っているものの、頭痛や喘息の発作は全く起こらなくなり完治しました。今は鼻水、鼻づまり、目の痒みもなくなり完全に完治されたので当院へは来ておりません。
症例報告18例目
病名:気管支喘息、貧血
以前の西洋治療では治っていると感じられなかったのが、当院へ来て初めて喘息が治っていくのを身をもって実感された患者さんの症例報告です。
患者:当時43歳 女性
この患者さんは、40歳のときに花粉症を発症したため、内科や耳鼻科で花粉症の薬を処方してもらい、服用を続けていたところ、だんだん頻繁に咳が出てくるようになりました。仕事中や夜中に息を吸うのが苦しくなる事もありました。また貧血のような症状があったため、更年期障害かと思い婦人科を受診されました。しかし症状は改善されず、大病院である高槻病院を受診されました。その結果、アレルギー喘息と診断され、花粉症の薬、シムビコート、オルベスコなどの吸入薬、キプレス錠や咳止めを処方されました。
高槻病院での処方:抗アレルギー剤、シムビコート、オルベスコなどの吸入薬、キプレス錠や咳止め
高槻病院の医師からは、「喘息は一生つきあって行かないといけないから、出ないようにずっと予防を続けていかないといけない」と指導され、2~3ヶ月に一度、定期検診を兼ねて薬をもらいに通院されました。これを2年ほど続けましたが、だんだん咳が頻繁になり、ずっと痰がからんだ状態が続き、仕事中も何度も席を立たないといけなくなりました。職場の先輩や同僚から漢方を勧められ、インターネットで検索をした結果、当院を発見されました。
2015年の7月に当院を初めて受診されました。喘息の煎じ薬と粉の漢方を一日3回服用してもらいました。1日目の夜に煎じ薬と粉薬を飲んだ結果、その夜は咳がほとんど出ず、朝まで起きないで熟睡することができました。翌日、会社に行っても咳の回数は減っていました。
当院での処方:喘息の煎じ薬、粉の漢方
4ヶ月ほどは痰が絡む状態が続きましたが、約半年経過した時には、痰が出ない日が増え、ゼーゼー、ヒューヒューという、息苦しい咳は全くなくなりました。稀に、息が少し苦しくなるときもありますが、貧血のようなフラッとする症状はほとんどなくなりました。
のちに貧血の症状も喘息の症状が完治され、この患者さんも今は当院を受診されておりません。
症例報告19例目
病名:気管支喘息
以前の病院にて、喘息で気管支拡張剤をしばらく使い続け、手足の脱力感と筋肉痛が現れてしまいましたが、当院を受診して完治されました。
患者:当時45歳 男性
平成24年10月に初めて喘息の症状が出現しました。胸が苦しく呼吸とともにゼーゼー、ヒューヒュと音がしていました。近隣のアレルギー科のある医院を受診し、喘息と診断され、気管支拡張剤と吸入ステロイド薬配合剤のシムビコートを処方されました。ステロイドは短期に使えばとても有効な薬であり、微量で心配いらないと言われ、シムビコートを朝晩4吸入ずつ使用されました。しばらく服用を続けた結果、喘息の症状は治まったのでシムビコートを中止しましたが、1週間もするとまた喘息の症状が出現し、再びシムビコートを処方されました。
アレルギー科での処方:シムビコート
治療方針に疑問を感じ、4か月でその病院をやめ、別の病院を受診するも、同じシムビコートを処方され、前回の半分の朝晩2吸入ずつ使用されました。しばらく服用を続けた結果、手足の脱力感や筋肉痛が出現し、車の運転や、時には歩くこともぎこちなくなりました。医師に相談すると、シムビコートに含まれる気管支拡張剤の副作用だと言われ、吸入ステロイド薬のみのオルべスコに変更され、また抗アレルギー剤のキプレスを処方され一緒に飲み始めましたが、脱力感は治まりませんでした。独断で吸入ステロイド薬をやめられ、抗アレルギー剤のみ飲んでいましたが、1週間もすると、また喘息の症状が出現するので、再びステロイド薬を使用することを繰り返されました。
他医院での処方:オルベスコ、キプレス、ステロイド薬
インターネットで当院を発見され、当院を受診されました。喘息の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方した結果、服用から2日目で、喘息の改善が見られました。1カ月半ほどで喘息の症状は全く出なくなり完治され、脱力感と筋肉痛も治まりました。
当院での処方:喘息の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤
症例報告20例目
病名:気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、末端神経障害
喘息もアトピーも良くなり、出産も無事に終えた患者さんの症例報告です。
患者:当時43歳 女性
この患者さんは、幼少期から喘息とアレルギー性結膜炎がありました。20歳を過ぎて社会人として働き出してから、ストレスによってアトピー性皮膚炎になり、全身にアトピーが広がっていきました。皮膚科に行きステロイドの塗り薬を処方され、使用するとすぐに良くなりましたが、しばらくするとリバウンドによって再び痒みが現れます。その頃から喘息も段々とひどくなっていきました。さらに風邪を引くと、ゼーゼーと長引く咳、特に夜中になると咳が止まらなくなり、呼吸もしづらく、何度も救急病院に飛び込み点滴と吸入をしてもらっていました。その度に医師から、喘息は一生治らないと言われ、さらにストレスがかかりました。
皮膚科での処方:ステロイドの塗り薬
救急病院での治療:点滴、吸入
その後、段々と仕事が忙しくなり、人間関係にも悩みストレスを抱える日が続きます。そんなある日、突然手足が動かなくなってしまいました。大病院に行って検査をしたのですが原因は判らず、末端神経障害と診断されました。病院からは筋肉増強剤を処方され、約1年近く服用されました。
手足の症状は徐々に改善が見られ、2ヵ月後には職場にも復帰できましたが、喘息が以前よりも酷くなっていきました。夜中になると咳が止まらなくなり横になることもできなくなりました。風邪を引くと息ができなくなり、夜中に救急病院に搬送されました。
大病院での処方:筋肉増強剤
喘息を根本的に治したいとインターネットで検索し、当院を発見され受診されました。喘息の漢方煎じ薬を処方しました。飲み始めてすぐに効果があり、夜中に咳が出ず横になって朝までぐっすりと眠れるようになりました。その後しばらくして、リバウンドが出現しました。顔のアトピーが少しひどくなり、顔が真っ赤になりましたが、それよりも夜中に横になって眠れる嬉しさの方が大きく、あまり苦しくなかったそうです。
喘息もアトピーも徐々に現れなくなった頃に妊娠されましたが、1ヵ月後に流産をしてしまいました。それからはしばらく不妊治療に専念するためにアトピー治療を中断されました。流産から3年半後にもう一度妊娠しましたがアトピーが再び出現してきました。産婦人科の医師から、皮膚科に行きステロイドを処方してもらうように何度も指示がでましたが、従いませんでした。その後、無事に出産され、アトピーの治療を再開されました。アトピーの漢方煎じ薬と漢方風呂で、かなり症状は改善しました。一方、眼が痒くて涙が止まらず、今まで出なかった花粉症のような症状が出てきました。今度は花粉症の漢方煎じ薬を処方しました。
アトピーがまだ少し残っているのと、春になると軽い花粉症にはなりますが、当初悩んでいた喘息は全く出現しなくなり、通常の生活が送れるようになりました。
当院での治療:喘息、花粉症の漢方煎じ薬