ユダヤ人がなぜ遺伝的に頭が良いのかを語る前に、神経細胞の構造について詳しく語りましょう。これはユダヤ人がなぜ遺伝的に知能が高い民族であるかという説明の伏線にもなりますから、難しいですがついてきてください。まず神経軸索はシュワン細胞の鎖で何重か巻かれています。これを髄鞘といいます。これはミエリン鞘ともいいます。鞘(しょう)は“さや”のことです。つまり、神経軸索をさやで包んでいるという意味です。ちょうど電線の電気が漏れないように、かつ固定するために使われる碍子(がいし)と似ています。つまり神経も電気の流れで情報を伝えるので、電気が漏れないようにシュワン細胞を碍子代わりに用いているのです。ところが、髄鞘と髄鞘の間にランヴィエ絞輪(こうりん)という隙間があり、ここでヘルペスウイルスやその断片を見つけたときに細胞免疫のキラーT細胞が殺しにかかるのです。免疫とランヴィエ絞輪は極めて関わりがあり、しかも神経の電気信号の伝達にとって極めて重要ですから、少し詳しく述べておきましょう。
ランヴィエ絞輪(node of Ranvier)は、神経細胞の軸索繊維のまわりのミエリン鞘(髄鞘)に規則的に存在する間隙のことをいいます。ミエリン鞘は一部の軸索(有髄神経)に存在する脂質の層であり繊維の絶縁性を高めていますが、およそ 1 µm の幅をもつランヴィエ絞輪の部分では、軸索の細胞膜はミエリン鞘化されることなく細胞外液にさらされています。これは活動電位の跳躍伝導 (saltatory conduction) で重要な役割を果たしています。このランヴィエ絞輪によって、有髄軸索ではランヴィエ絞輪の間を跳躍的にパルスが伝達するようになり、これを跳躍伝導と呼ぶのです。同時にこの細胞外液にいる免疫の細胞との接触が起こり、キラーT細胞がヘルペスウイルスを認識し、炎症が生じ、神経の種類に応じて様々な神経症状が出るのです。これがめまいになったり、頭痛になったり、難聴になったり、肩こりが出たり、こむら返りが症状として出るのです。現代の病気の原因はまさにこのヘルペスウイルスである理由がちょっとずつお分かりになってきたでしょう。
一方、軸索がミエリン鞘化されていない神経細胞(無髄神経)では、細胞体や軸索にある小さい丘のような膨らみ(axon hillock) で発生した活動電位は、軸索の細胞膜のNa+イオンチャネルを次々に解発して活動電位を神経パルスとして神経軸索を通じて次の神経細胞体に伝えていくのです。その伝達速度は典型的には数m/s程度にすぎないのですが、神経の種類によって伝達速度が変わります。最も早い運動神経では時速432kmであり、痛覚や触覚に関する伝達速度は時速12km~30kmであります。さらに、ミエリン鞘が存在し軸索の絶縁度が高まることによって、細胞内の電位の変化は遠くまで伝達しやすくなります。 この効果はケーブル理論 (cable theory) によって説明されていますが、今はケーブル理論の説明は省きます。この絶縁の程度は電位の伝達距離を決定します。まさにユダヤ人はこの絶縁の程度が遺伝的に高いことが徐々に知られるようになりました。
ミエリン鞘化された軸索(有髄軸索)は数十 µm から数 mm 間隔でランヴィエ絞輪を設けることによって、再び活動電位を強化し、高速でより遠方まで神経パルスを伝達することができるのです。これによって、平均的伝達速度は 10–100 m/s に向上します。まさにミエリン鞘の度合いが高い民族がユダヤ人であるので、ユダヤ人は脳が得た情報を140億個もある大脳の細胞に、どの民族よりも素早く遠くまで運ぶことができるのです。各国の国民の中でも頭のいい人は常に跳躍伝導を活発に数多くの大脳の細胞に伝え続けて賢くなっているのです。この跳躍伝導を行うためにランヴィエ絞輪部分の軸索の細胞膜にはそれに関わる特に多くのイオンチャネルが存在しています。特に先ほど述べた電位依存性 Na+ チャネル (voltage-gated sodium channel) の密度は 1010 個/mm2 にもなり、ランヴィエ絞輪で再び活動電位を強化し、高速でより遠方まで神経パルスを伝達し、できる限り多くの次の神経の樹状突起とシナプスし、頭の回転を良くするのみならず、思考回路を豊かにかつ複雑にしているのです。
さて、ユダヤ人には2つの系統があります。それはアシュケナージ系ユダヤ人といわれるドイツやポーランドやロシア系のユダヤ人であります。アシュケナージ系ユダヤ人は混血が少ないといわれています。もうひとつは、セファルディ系ユダヤ人といわれるスペインやポルトガルや北アフリカ系のユダヤ人で混血が多いといわれています。アシュケナージ系ユダヤ人のIQは110~115もありますが、セファルディ系ユダヤ人は他の民族と同じIQであります。アシュケナージ系ユダヤ人のノーベル賞受賞者は世界中の民族の人口比で150倍も多いのです。あらゆる分野においてアシュケナージ系ユダヤ人の頭の良さは実証済みです。なぜ彼らが圧倒的な知的成功を占めたかは色々説明がありますが、私はやはり遺伝子が一番大きい決定的なファクターであると考えます。もちろん逆に有髄神経のミエリン鞘を作る遺伝子が少なければ、先天的な脳疾患になることもあるのです。まさに有髄神経のミエリン鞘の量が多いことが、アシュケナージ系ユダヤ人の知能の優秀さを証明しているのです。
ミエリンは髄鞘を指すことがあります。神経細胞の中で有髄線維といわれるものは、神経細胞の突起である軸索は髄鞘(ミエリン鞘)によって包まれています。従って髄鞘はミエリンとも呼ばれます。電気的興奮が神経線維を伝わるとき髄鞘の切れ目であるランヴィエ絞輪を跳躍伝導することによって高速にしてかつ無減衰で進むことを可能とする重要な生理学的な機能がミエリンにあります。ミエリンがないか、ミエリンが欠けてしまうと、神経細胞(ニューロン)は機能を発揮できません。中枢神経系は希突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)がミエリンを作りますが、末梢神経系ではシュワン細胞が作る。髄鞘とはこれらのミエリン形成細胞の突起が平たくなり、軸索の周りをロールペーパーのように巻いていき、細胞質がほとんどなくなって膜と膜が密着して作られる鞘であります。ミエリンはミエリン塩基性タンパク(MBP)やウォルフグラムタンパクやプロテオリピッドタンパク(PLP)やミエリン随伴性糖タンパク(MAG)などの特異なタンパクから構成されています。最近ではこれらの遺伝子構造も決定され、ミエリンとミエリン形成細胞の分子生物学的研究が進みました。ミエリンは脂質のひとつであるスフィンゴ脂質からできているので、さらにスフィンゴ脂質について説明します。
アシュケナージ系ユダヤ人は神経細胞に蓄えられているミエリンスフィンゴ脂質という物質が関与する病気にかかりやすいということも分かっております。このミエリンスフィンゴ脂質は神経細胞軸索の絶縁性の髄鞘を形成していて、電気信号の伝達やシナプスを行う樹状突起の成長を可能にさせるのです。ミエリンを作るスフィンゴ脂質が多すぎると、テイサックス病やニーマンピック病やゴーシェ病などの遺伝的疾患になりやすいのです。ときにはミエリンを作るスフィンゴ脂質が多すぎると死に至るか、少なくとも生殖不可能な病気にかかってしまうのです。このスフィンゴ脂質過剰遺伝子は父親と母親の2人ともが持っているときには、その子供に今述べた深刻な病気や死をもたらす劣性遺伝病を引き起こしますが、父親と母親のどちらか1人だけが持っていると、スフィンゴ脂質の量は高くなりますが、致死的な状態にはならないのです。既に述べたように、このミエリンを作るスフィンゴ脂質の量が多いと、神経信号の伝達が容易になり樹状突起の成長も促され、神経伝達が高速になり、かつ神経突起の枝分かれが多いほど情報が大脳の神経細胞に行き渡り、学習や一般的な知能が高くなるのです。
一方、セファルディ系ユダヤ人が知的成果を上げていないのは、他の知能が人並みの民族との混血が多くなったために、ミエリンを作るスフィンゴ脂質の遺伝子の組み換えが起こったために、テイサックス病やニーマンピック病やゴーシェ病にならない代わりに一般的なレベルの知能に落ちたのでしょう。テイサックス病やニーマンピック病やゴーシェ病に関して説明しましょう。
ゴーシェ病は、セレブロ-リピドーシスといわれ、日本語では大脳脂肪症といわれますが、まず大脳の細胞について勉強しましょう。大脳は140億個の神経細胞(ニューロン)がありますが、この神経細胞は神経細胞体と神経軸索でできています。大脳は外側の頭蓋骨に近い大脳皮質と、内部の大脳髄質に分かれています。大脳髄質は大脳白質ともいわれるのは、神経線維、つまり神経軸索が大部分であり、この神経軸索は100%髄鞘に覆われているので大脳髄質といわれるのと同時に、この髄鞘は脂質であるスフィンゴミエリンであり、脂質は白く見えるので大脳白質ともいわれるのです。一方、大脳皮質は神経細胞体が大部分であるので髄鞘が少ないので、脂質の白色が少なくなり大脳灰白質といわれるのです。
ゴーシェ病がなぜ大脳脂肪症といわれるかについて説明しましょう。ユダヤ人がよくかかる遺伝子病であるのですが、この遺伝子病はグルコセレブロシデースという酵素が作られないために、様々な細胞に異常な脂肪が溜まるのです。この異常な脂肪を溜めた細胞を処理するために、この細胞を貪食する単球・大食細胞・樹状細胞・好中球などの細胞がたくさん集まっている細網内皮系という組織があります。このような細網内皮系の細胞が異常な脂肪を貪食してたくさん集まっているリンパ節や肝臓や脾臓や骨髄などや、さらに末梢神経細胞や脳の神経細胞にグルコ-セレブロシドという異常な脂質が蓄積するのです。既に述べたように常染色体劣性遺伝形式をとるのです。つまりグルコ-セレブロシドが脂質のセラミドと糖に分解される反応が進まずに、蓄積したグルコ-セレブロシドを貪食細胞が食べているのです。このようなグルコ-セレブロシドを貪食した細胞をゴーシェ細胞といいます。このような常染色体劣性遺伝を持った人の臨床症状と経過からゴーシェ病を、急性乳児神経型と、慢性成人非神経型と、両者の混合である亜急性若年神経型の3つに分けます。急性型は生後6ヶ月以内に発症し2年以内に死亡しますが、慢性型は潜行性で成人になって気づくことが多いのです。お父さんもお母さんも、同じ常染色体劣性遺伝の異常な染色体を持っている両親から生まれた子供は、急性乳児神経型となり死んでしまうのです。一方、おそらく慢性成人非神経型の人は、両親のうち片方だけが常染色体劣性遺伝子を持っていた両親から生まれた子供で、頭は良いのですが、徐々に徐々に病気が発症するのです。
テイ-サックス病は、常染色体劣性遺伝による遺伝子病で、ガングリオシドというスフィンゴ糖脂質が神経節に溜まる病気です。これも乳児型と若年型と成人型に分けられますが、乳児形は乳児期より視力障害や精神運動発達の遅滞などの進行性中枢神経症状を示します。脂質が大脳皮質や小脳の神経細胞に蓄積し、神経細胞の死により減少していきます。これも神経症状が出ない人は賢いユダヤ人としてノーベル賞をもらう人になるのかもしれません。乳児型は両親が両方とも常染色体劣性遺伝子を持っていたのです。
ニーマンピック病は、別名スフィンゴミエリン蓄積症といわれます。脂質であるスフィンゴミエリンとコレステロールが、神経細胞のみならず様々な臓器内に蓄積をきたす常染色体遺伝性脂質代謝異常症であります。生後6ヶ月ぐらいで肝臓や脾臓が肥大し、運動障害、知能発育の低下、筋緊張の低下が起こります。5つの形があり、A型は急性神経型といわれ3年以内で死亡する乳児型であります。B型は慢性に経過するものであり、C型は神経症状を示す慢性型であります。D型は黄疸を伴うものであり、E型が成人発症型であります。A・B・C型はスフィンゴミエリンをセラミドとリン酸コリンに分解するスフィンゴミエリナーゼという酵素が遺伝的に欠損するためであるということが証明されております。いずれにしろスフィンゴミエリンの蓄積が、肝臓や脾臓や骨髄やリンパ節などの脳内系細胞やニューロン(神経細胞)に見られ、細胞は泡沫に(泡のように)なってしまいます。このような細胞は貪食細胞が過剰なスフィンゴミエリンを処理しようとしているのですが、処理できない状態を示すものです。ニーマンピック病に5型あるのは、スフィンゴミエリナーゼという酵素を発現させる遺伝子が、ひとつだけではなくいくつかの遺伝子が作られていることを示唆しています。
以上、神経の伝達を良くするスフィンゴミエリンが、異常に大量に作られたために起こるゴーシェ病やテイ-サックス病やニーマンピック病について述べましたが、これらの病名は、これらの病気を初めて見つけたゴーシェ、テイ、サックス、ニーマン、ピックという発見者の5人の名前にちなんでつけられたものであります。
なぜこのような病気がユダヤ人に多いかといいますと、彼らは民族発祥の昔から他民族と混合することを良しとしなかったからであります。いわばスフィンゴミエリンは多ければ多いほど神経伝達が素早く、しかも漏れることもなく伝えられ、かつシナプスの樹状突起が増えるものですから頭は良くなります。しかしながら、逆にスフィンゴミエリンを作る脂質が多すぎると神経細胞のみならず様々な細胞に脂質が蓄積し、頭は良くても体は悪くなるという遺伝子病を作り出してしまいます。このような遺伝子は染色体を通じて伝えられていきます。ユダヤ教に基づいて民族の純血を継承していくためには、近親結婚しかありません。つまり同じ染色体に乗っている遺伝子が、代々子孫に伝えられていかざるをえなかったのです。
ユダヤ人がなぜ他民族と混血することを嫌ったのでしょうか?少しユダヤの歴史を勉強しながら考えてみましょう。ユダヤ人が崇拝した神はご存知でしょう。エホバであります。より正しいヘブライ語の発音に近いのはヤハウェであります。このエホバの意味は“万物の創造者”であり“宇宙の統一者”であります。日本語に訳すと、上帝とか天帝とも呼ばれるものであります。まるで中国の古代の皇帝のように聞こえますね。このエホバに選ばれた最も優れた選民が自分たちであると確信したユダヤ人が作り上げた民族宗教がユダヤ教であるのです。まさに差別宗教の典型といえます。いやみな宗教ですね。その起源は明確ではないのですが、皆さんご存知のように、あの有名なモーゼの指導により、ユダヤの民が紀元前13世紀前半にエジプトから脱出し、シナイ山において神エホバとシナイ契約といわれる契約を結んだのがユダヤ教の始まりといわれています。モーゼはこのシナイ山でエホバから十戒を授けられたこともご存知でしょう。モーゼによってここでヘブライ人といわれていた諸部族が初めてイスラエルという民族共同体を形成したのです。イスラエルという言葉は“神が支配する”という意味があります。つまりエホバが支配する国であり、その民族であるというわけです。ヘブライ人もイスラエル人もユダヤ人も同じ民族を示すと考えてください。
紀元前10世紀にあのミケランジェロの彫像で有名なダビデ像の一族のソロモンによってエルサレムにユダヤ教の神殿が初めて建立されました。この神殿はユダ王国の滅亡で破壊されましたが、ユダヤ人はその後、律法学者であるラビを中心としてラビのユダヤ教をあちこちに展開しました。このラビという言葉は今も生きています。ヘブライ語で“我が主(神エホバ)”の意味でありますが、現在でも黒い僧衣に黒い帽子をかぶったユダヤ教の教師を意味する敬称であることもご存知でしょう。その後、礼拝のために安息日ごとにユダヤ人が集まるシナゴーグも生まれました。シナゴーグはユダヤ協会の集会所としても今も生き続けています。
ユダヤ教の経典としては文字化された成文律法の他に口伝律法があり、これをミシュナといいますが、これらは紀元後200年ごろにラビのユダという人によってまとめられました。さらにミシュナ本文と注釈書が紀元後5世紀にタルムードとして集大成されました。タルムードというヘブライ語は教訓という意味があります。このタルムードは本文であるミシュナとその注釈であるゲマラの2部から成り立っており、広くユダヤ民族の社会生活を物語るものです。このタルムードには、エルサレム・タルムードとバビロニア・タルムードがあります。しかし5世紀には、パレスチナのユダヤ人共同体は度重なる迫害にあって壊滅状態となり、ほとんどのユダヤ人が世界各地に散って流浪の民、ディアスポラとなってしまいました。ディアスポラというのは、今でもよく使われています。ディアスポラという言葉は、現在英語でも良く用いられており、国外移住とか国外離散とか父祖の土地から遠く離れた地に居住する人々という意味でも使われていることもご存知でしょう。エルサレムから散りぢりバラバラとなり、ドイツやポーランドやロシアに定住した人たちがアシュケナージであり、北アフリカに住み着いたのがセファルディであります。アシュケナージの方がセファルディよりも知能が高いことは既に述べました。
皆さん世界史で学んだと思いますが、バビロン捕囚という言葉は知っていますね?紀元前586年にユダヤ人は新バビロニア王国のネブカドネザル王によって、自分たちの国であるユダヤを征服され、優秀なユダヤ人の多くはバビロニアに強制移住させられた出来事を知っていますね。ネブカドネザル王はユダヤ人の優秀さとユダヤ人の団結力を恐れて反旗を翻させないように強制移住させたのです。この団結力の元は一神教であるユダヤ教の信仰心の強さであると同時に、自分たちがユダヤの神エホバに選ばれた選良民族であるという信念によるものです。もちろんこの信念の背後には遺伝的に優れた神経細胞を作るスフィンゴミエリンに支えられていたとは、ユダヤ人自身も夢にも思わなかったことでしょうが。アッハッハ!
既に別のところで書いたことがあるのですが、なぜナチスのヒットラーはユダヤ人をホロコーストしかけたのでしょうか?それは世界で最も優れた民族であるユダヤ人(中国人もユダヤ人に負けず優れた民族であることは言うまでもありませんが)に対する嫉妬であります。人間のエゴの発揮は他人に対しては嫉妬という形で現れます。白雪姫の世界です。自分よりも優れた人間の存在を許さないというエゴが嫉妬という形で現れるのです。
私は若いときに一度人生も希望も嫉妬も放棄し、命以外の全てを捨て去った経験を20年も続けてきた人間ですから、自分自身のエゴと結びついた嫉妬についても気楽に語れます。今もなお本能的には嫉妬心が世界一強い男のひとりだと自負していますが、この嫉妬心を他人に向けることは絶対にしない自信があるので、というよりも他人の優れた資質に対して敬意を表する心のあり方を身につけることができたので、嫉妬も堂々と語ることができるのです。もちろん他人に負けたくないという嫉妬心は向上心に簡単に変えられる力も私は持ち合わせているので、ますます自分の嫉妬心や他人の嫉妬心を自由に語ることができるのです。全ての活動の根源はエゴから発するものであり、つまり気づかない嫉妬心から発するものですから、それに気がつけば全ての不可解とされる人間の営みの根源が極めて簡単に見えてきます。ナチスのヒットラーのユダヤ人ホロコーストもまさに嫉妬心のなせる業であったのです。ユダヤのホロコーストを研究しているどの学者も、今なお原因が分からないと言い続けていますが、ユダヤ民族に対するゲルマン民族の集団的嫉妬によるものがナチスのホロコーストの原因だったのです!今もなおあらゆる分野で嫉妬が世界を支配し続けているのですが、誰も口には出しません。残念です。自由、平等、民主主義、資本主義の根幹には嫉妬の情熱が波打っています。
もちろんユダヤ人もヒットラーに負けないほどの嫉妬心を持っているのですが、彼らは生まれつき優れた知能を有しているので、現代世界をアメリカの支配を通じて、わずか1300万人のユダヤ人だけで現代世界を思うように動かしているのです。知能の高いユダヤ人は金儲けがうまいのみならず、学問の分野のみならずあらゆる分野での支配力を手中にしているので、中国人がさらに台頭するまでは世界を支配し続けるでしょう。いずれにしろユダヤ人は人口が少ないので、いずれは圧倒的多数の中国人にとって代わられるでしょう。昔も今もさらに未来も、知能の差別はなくなることはないでしょう。今後はさらに知能だけが世界を支配し続けることになるでしょう。差別のない世界が作られることは今後も永遠にないでしょう。なぜならば知能の差別については誰も問題にしないからです。