用語解説

CRHとACTH

投稿日:2019年11月21日 更新日:

 ストレスがかかると、全ての人の脳の視床下部はストレスを素早く察知し、ストレスに対抗するためにCRHを産生します。CRHとは“corticotropin releasing hormone”の頭字語で、日本語で副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンといいます。

 このCRHは、視床下部のすぐ下にある脳下垂体にACTHを産生させます。ACTHとは“adreno cortico tropic hormone”の頭字語であり、日本語で副腎皮質刺激ホルモンといいます。“adreno”は「副腎の」、“cortico”が「皮質」、“tropic”が「刺激の」という意味です。

 このACTHが副腎皮質に3種類の副腎皮質ホルモンを作らせます。この3種類の副腎皮質ホルモンとは、
1)鉱質コルチコイド(mineral corticoid)
2)糖質コルチコイド(gluco corticoid)
3)性ホルモン(sex hormone)
の3つです。

 副腎皮質ホルモンの用語解説はこちら

-用語解説
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

TNF-α(TNF)とは何か?ヘルペスウイルスと癌とTNFと神経変性疾患とミクログリアとの関わりは何か?更新2025.4.7

TNF-α(TNF)とは何か?ヘルペスウイルスと癌とTNFと神経変性疾患とミクログリアとの関わりは何か? 神経変性疾患におけるTNF-αとミクログリア ミクログリアにおける腫瘍壊死因子-α(TNF-α …

no image

転写因子について

 私はこれまで補体にこだわり、ときには自己免疫疾患はないということにこだわり、その他いろいろなことにこだわってきたのですが、現在は転写因子にこだわっています。それはなぜかというと、患者の病気を治すため …

no image

RAG1とRAG2とは何か?ヘルペスウイルスはヒトの組織の細胞のすべてに感染できる強い感染能力を持っているのでしょうか?更新2024.10.30

RAG1とRAG2とは何か?RAG(recombination activating gene) ‑1とRAG(recombination activating gene) ‑2は,リンパ球特異的に働 …

no image

iTregとFOXP3の働きはヘルペスウイルスとの共存のために存在しているのです。何故ならばヘルペスウイルスを殺し切れないということはワクチンも作れないことを免疫は長い長い進化の歴史の中でherpesとの戦いで学びつくしているからです。更新2025.5.20

iTreg (inducible regulatory T cell 略してiTreg細胞やTreg)とFOXP3(forkhead box P3)の働きはヘルペスウイルスとの共存のために存在している …

no image

DNA組み換えには2種類あります。更新2025.6.3

DNA組み換えには2種類あります。一つは相同組み換えであり二つ目は部位特異的組み換えです。DNA組み換えとは組換えDNAとは、異なる生物のDNAを結合して新しいDNA分子を生成する技術のことです。具体 …