理論 重症筋無力症

重症筋無力症 更新2025.7.7

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重症筋無力症(Myasthenia Gravis: MG)は、神経と筋肉の間の情報伝達がうまくいかなくなることで、筋肉が疲れやすく、力が入りにくくなる病気です。自己免疫疾患の一つで、特にまぶたが下がったり、ものが二重に見えたりする眼の症状が出やすいのが特徴です。

重症筋無力症の主な特徴:
筋力低下と易疲労性:筋肉を繰り返し使うと、すぐに疲れて力が入らなくなります。

眼症状:眼瞼下垂(まぶたが下がる)、複視(ものが二重に見える)などの症状が出やすいです。

日内変動:一日のうちで症状が変化することがあります。

自己免疫疾患:自己の免疫システムが誤って自分の体を攻撃してしまう病気と言われますが嘘です。自己免疫疾患はありませんので嘘なのです。ヘルペスウイルスがたまたま細胞のゲノムDNAにherpesのDNAを組み込んで神経と筋肉の間の情報伝達を担う物質(アセチルコリン)の受容体の細胞の遺伝子を組み替えてしまって遺伝子変異を起こして生まれた後天的ヘルペス性遺伝子病に過ぎないのです。
厚生労働省によって難病に指定されていますが原因も治し方もわかっているので難病ではありません。

重症筋無力症の原因:神経と筋肉の間の情報伝達を担う物質(アセチルコリン)の受容体の遺伝子が、ヘルペスによって変異させられてしまうことが原因です。

重症筋無力症の治療:抗コリンエステラーゼ剤、ステロイド、免疫抑制剤、血漿交換、免疫グロブリン大量療法などがあります。抗ヘルペス剤で治ります。ステロイド、免疫抑制剤を用いると免疫が落ちて原因であるヘルペスが増えるだけですから永遠に治りません。
胸腺摘出術が有効な場合もあります。
症状や重症度に応じて、適切な治療法が選択されます。

重症筋無力症の予後: 原因療法である抗ヘルペス剤で完治は100%可能です。

重症筋無力症は、他の自己免疫疾患と合併することがあるのはこの世に存在し無い自己免疫疾患もヘルペスが原因であるからです。

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